最近、スマホ世代の若者を中心に100円ショップで買える透明なビニールポーチやジップ付き保存袋を財布として使う人が増えています。高級ブランドの財布にも魅力がありますが、なぜ手軽なポーチが人気なのでしょうか?
なぜ100均ポーチが財布に選ばれるのか?

財布への価値観の変化
スマホ決済やカード払いが当たり前になり、現金を使う機会は激減。そのため、財布自体に高いコストをかけず、スマホや他の物にお金をかけて、必要最低限の機能だけを持つ合理的な選択をする若者が増えているようです。
軽くて便利な使い勝手
ビニールポーチは軽量でかさばらず、ミニバッグやスマホケースなど小さな手荷物にフィットします。バッグの小型化に合わせて財布もスリム化する流れです。
汚れたらすぐに買い替え可能
小銭を入れると汚れやすい財布。100均ポーチなら万一汚れても気軽に買い替えられるので、衛生面でも安心です。
若者が100均財布を選ぶ具体的な例
- キーケース代わりに活用:家や自転車の鍵、クレカなど最低限を入れて持ち歩くスタイル。
- ブランドバッグ×ポーチ:バッグは憧れのブランド品、財布はキャラクター入りポーチでTPOを使い分け。
- キャッシュレス前提:現金は少額しか持たず、スマホ決済率は90%超。
実践!みんなの財布事情を徹底調査

最新調査によると、高校2年生くらいから使い始めたという人が多数。10cm四方以下のコンパクト財布を三つ折りにして小銭とカードだけを収納しています。
- 550円で大ヒット:原宿3COINSで発売1か月足らずで完売したミニ財布は、発売時4色展開が残り1色になるほど人気。
- 100均財布界隈の広がり:渋谷で見かけた10代女子はキャラクター入りビニールポーチを小銭入れに。なくしてもダメージが少ないという理由からです。
- バッグの小型化 or キャッシュレス化:小さいバッグに合わせて財布を選ぶ派と、キャッシュレス化でそもそも財布を持たない派の二大潮流。
- リモートワークの影響:パソコンやマイボトルを持ち歩く機会が増え、荷物を軽くしたい願望から財布も軽量化。
- 「お財布を出さない日」もあり:調査回答者には、平日はスマホだけで支払いを済ませ、休日は名刺入れサイズの財布にカードと数千円だけ入れる人も。
世代別の財布使い分け事情
10代・20代はメインでブランド財布を使い、サブとして100均ポーチを併用。ステータス意識も残しつつ、機能性とデザイン性でTPOに合わせて使い分けています。
中高年世代の反応は?

中高年世代からは、ジップロックや100均ポーチを財布にすることに抵抗感を示す人も多くいます。年齢層が上がるほど財布はちゃんとしたものを持つべきという意識が強くなります。
おじさんおばさんを驚かさない(ダミー財布のススメ)

「フェイク財布」とは、中身が空のダミー財布のことです。本物の財布のように見える見た目だけを利用し、支払い時にさっと財布を取り出す動作を自然に演出でき、支払いで相手に安心感を与えるかも?
- 目的:スマホ決済やミニ財布だけでは「支払いの瞬間」の所作が目立ちにくいため、あたかも本物の財布を使っているかのような動きを補う。
- 使い方:いつも携帯しておき、支払でにダミー財布を軽く振ることで相手に安心感を与えられます。
- 注意点:高価な財布ではなく、100均やプチプラのレプリカで十分。万が一失くしても大きな損害になりません。
見栄を張るための高級財布ではなく、あくまで周りを安心させるための道具として持つのもいいかも?
【おじさんが納得できないまとめ】スマホ世代若者が百均財布を使う理由は時代!

100均ポーチを財布代わりに使う若者が増えた背景には、キャッシュレス化、実用性、価値観の変化などがあります。高級なブランド財布ではなく、軽くて便利なものを選ぶ傾向が強まっています。
平成を過ごしたおじさんとしては、若者にはかっこいい革財布を使って欲しい気持ちもあって、やや複雑な気持ちがあります。あなたはどんな財布が好みですか?
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