アップルが新型iPad Airと無印iPadを発表!進化したところは?

Appleが2025年3月4日、

新しいiPad Air(M3搭載)無印iPad(A16搭載)を発表しました。ですが実は事前にApple CEOのTim Cook氏が「iPadのエアみたいな製品が出るかも」と予告していたこともあり、iPad Airの登場は若干予想されていましたが、無印iPadの新型まで発表されたのは、ファンに驚きを与えました。

今回新型iPadモデルは、どのような進化を遂げたのでしょうか?各モデルの特徴を解説し、実際に買うべきかどうかを考察してみます。

目次

1. iPad Air(M3) – スペック向上も進化は控えめ

1-1. チップのアップグレード!M3チップ搭載でパフォーマンス向上

新型iPad Airは、M2チップからM3チップへアップグレードされました。これにより、全体的な性能が向上し、特にグラフィック性能が強化されています。M3では「ハードウェアアクセラレートレイトレーシング」が可能になり、ゲームなどでよりリアルな映像表現ができるようになりました。

ただし、Appleインテリジェンス自体はM2でも対応していたため、M3による進化はそこまで大きくないとも言えます。

1-2. 新しいMagic Keyboardに対応

今回のiPad Airは、新しいMagic Keyboardに対応しました。これにより、ファンクションキー列が追加され、トラックパッドが従来よりも大きくなっています。

ただし、Proモデル向けのMagic Keyboardとは異なる仕様となっており、Proモデルで採用されたアルミ素材のパームレストはiPad Airの新型Magic Keyboardには採用されていません。これは従来のシリコン素材が引き続き使われている可能性が高いです。

また、当初「スマートキーボードフォリオが使えなくなるのでは?」という懸念がありましたが、実際には互換性が維持されていることが後に判明しました。

1-3. スマートキーボードフォリオも引き続き利用可能

新型iPad Airでは、スマートキーボードフォリオ(Smart Keyboard Folio)も引き続き利用可能です。これはAppleがiPad向けに販売しているキーボード付きカバーで、折りたたみ式のカバーにキーボードが内蔵されているのが特徴です。

トラックパッドは搭載されていませんが、薄くて軽量で、iPadの背面も保護できる設計になっています。iPadに磁石で装着するだけですぐ使用でき、充電不要なのも便利なポイントです。角度調整は2段階のみですが、Magic Keyboardよりも軽く、持ち運びやすいことから、ノートPCのようにiPadを使いたいけれど、Magic Keyboardほどの重さや価格はいらないという人に適したアクセサリーです。

Smart Keyboard Folio対応機種は以下、

  • iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
  • iPad Air(第4世代以降)

1-4. 本体カラーバリエーションと価格は据え置き

新型iPad Airの筐体サイズ・カラーバリエーション・価格は前モデルと全く同じです。

  • カラーバリエーション: スペースグレー、ブルー、パープル、スターライト
  • 価格: 91,800円(Wi-Fiモデル)

全体的に、ハードウェアのデザインや価格に変化はなく、一部機能強化したマイナーアップデートと言えるモデルになっています。

2. 無印iPad(A16搭載) – コスパ向上の実質値下げモデル

2-1. A16 Bionicチップにアップグレードで処理も向上!話題のAI機能は無し

無印iPadは、A14 BionicからA16 Bionicにアップグレードされました。これにより、基本的な処理速度が向上し、より快適に使えるようになっています。

ただし、この無印のiPadシリーズ新型の方は、

Appleインテリジェンスには対応していません。この点は今後の利用用途を考える上で、やや気になるポイントです。

そもそもAI機能を使わない層は確実に存在します。AIに馴染みがなく「AIは必要ない」「便利さがよくわからない」という人は、A16チップ内蔵で十分に動作する今回の無印iPadが安くて得だ。たとえば、大学や学校の課題中心に使うなら、高価なiPadAirやProを買うよりも堅実かも知れない。
Appleインテリジェンスが欲しければ既存の最新iPad miniやProへ、不要なら今回の無印iPadを選ぶという用途を分けた選び方ができそうですね。

2-2. ストレージ容量倍増&価格は据え置き

今回のiPadの大きな進化ポインはトは、ストレージ容量が128GBスタートになったことです。

それにも関わらず、価格は5万8,800円スタートで据え置き。つまり、実質的に値下げされた形になります。

2-3. 物理SIMカードが廃止に、eSIMのみの対応になった!

新型iPadは、物理SIMスロットが廃止され、eSIMのみに対応しました。Appleが今後物理SIMを完全に廃止していく方向性を示しています。

3. 今回の新型iPad Airと無印iPadは大幅変更は無いので冷静に見定めたい

今回、Appleが2025年3月4日

新たに発表されたiPad Air(M3)と無印iPad(A16)は、どちらもマイナーアップデートモデルでした。

一方で、無印iPadはストレージ増加&価格据え置きで、実質値下げされており、新規購入には適したモデルになっています。ただし、Appleインテリジェンスには対応していないため、その点を考慮する必要があります。

結論:新しいiPadだからといって急いで買う必要はないけど、無印iPadは比較的お得になったので新規購入にはおすすめもちろん、他のiPadを修理して次の大型変更したiPadシリーズの購入を狙うのもあり!

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