スマホが熱くなる対策【夏の暑さで故障急増!】

暑さでスマホが異常に熱くなって困っていませんか?

そんなお悩みをお持ちの方に朗報です。このブログでは、スマホの「熱中症」対策について詳しく解説します。私たちEyeSmartは、8年以上にわたりスマホを含む幅広いコンピュータ端末の修理や補強、販売買取を行ってきました。その豊富な経験と知識に基づいて、猛暑でもスマホを快適に使い続けるためのポイントをお伝えします。

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猛暑でスマホも熱トラブルが出てくる

今年の夏もスマホにとって厳しい暑さになっています。

2024年、今年の夏も日本各地で猛暑日が続いています。そんな中で急増しているのが「スマホ熱中症」です。実は日本の夏はスマホにとって過酷な環境なのです。この現象について詳しく見ていきましょう。

7月〜8月の猛暑日は観測史上最多となっています。東京の最高気温は37.7度に達し、これはスマホの使用環境として推奨されている周囲温度の上限である35度を軽く超えています。そのため、多くの人がスマホの過熱によって起こるスマホの異変や故障に悩んでいるのです。

修理店には、夏になるとスマホを持ち込む人々の姿が特に多く見られます。「バッテリーに異常がある」という相談が多く、その原因はバッテリーの膨張でした。店員によるとバッテリーが膨張して背面が浮いてしまうのは「スマホ熱中症」と呼ばれる症状です。猛暑日には、1日に多い日では10人ほどがスマホ熱中症で駆け込むと言います。

あるお客様は、「充電してもお昼にはバッテリー残量が10%や20%になってしまう」と述べています。経年劣化が進む中で、猛暑がバッテリーに悪影響を及ぼし、膨張などの症状を引き起こすことが多いのです。

スマホが熱いと電池膨張や動作がおかしくなる事も

スマホ熱中症は、スマホ本体の放熱と外気温の上昇によって引き起こされます。

高温下に放置されたスマホのバッテリー内部にはガスが発生し、膨張してしまうことがあります。これはリチウムイオンバッテリーの特徴で、高温になるとガスが発生しやすくなるのです。

例えば、スマホと同じリチウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーを車内のダッシュボードに長時間置きっぱなしにすると、内部から膨らんでいき、やがて白い煙が発生し発火することがあります。

こうした事例は、特に近年の夏に増えており、炎天下での再現実験映像がTV局やYouTubeのニュース動画などで見ることが多くなっています。

SNSでは、「ゲームをしながら出かけたらスマホが熱くなりすぎてスキャン決済ができなかった」や「猛暑日にはナビが熱暴走して迷子になった」といった声が多く寄せられています。スマホの高温警告表示が出て操作不能になる経験をした人も少なくありません。

正しい対策はゆっくり熱を逃すこと

熱くなったスマホをどのように冷やせば良いのでしょうか?

冷蔵庫や保冷剤を使うのはNGです。急激に冷やすと内部に結露が生じ、ショートの原因となります。

ポイントは「熱をゆっくりと逃がすこと」です。

具体的な方法として、まずスマホの電源をオフにして少し時間を置きます。次に扇風機や小型の送風ファンを使って常温で冷やす方法が効果的です。また、冷却用グッズを使用することも有効です。これらのグッズは熱を逃がす設計になっており、急激に冷やさないため安全です。

スマホのバッテリーは過剰な熱や低温に弱いという特性があります。バッテリーの寿命を縮めないためにも、この特性を理解して上手に使っていくことが重要です。さらに、スマホのカバーを外すだけでも放熱効果があり、過熱を防ぐことができます。猛暑の日には特に注意が必要で、少しの工夫でスマホの寿命を延ばすことができます。スマホをいたわりながら使用し、この夏を乗り切りましょう。

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