iPhone 12のバッテリー膨張【修理レポート】

今回の修理レポートでは、iPhone 12のバッテリー膨張とその修理について詳しくご紹介します。長時間の充電状態や充電しながらの使用は、バッテリーに負担をかけ、膨張の原因になることがあります。これにより、画面の浮き上がりや内部パーツの損傷が発生することがあり、迅速な対処が必要です。

目次

バッテリー膨張の原因と修理

今回のお客様はiPhone12をずっと充電器に繋いだ状態でそのまま使っていた様です。iPhoneのバッテリーは、充電しながら使用することで過度な負担がかかり、内部でガスが蓄積して膨張することがあります。

バッテリー膨張の主な原因

  • 過充電: バッテリーを長時間充電し続けると、内部でガスが発生し、膨張することがあります。これは特に、充電が100%を超えても充電を続けるときに発生しやすいです。
  • 高温: デバイスを高温にさらすと、バッテリーの化学反応が加速し、ガスの発生と膨張を引き起こします。
  • 低品質の充電器の使用: 認定されていない充電器や低品質の充電器を使用すると、充電過程が適切に管理されず、バッテリー膨張のリスクが高まります。
  • 物理的損傷: バッテリーが落下や衝撃によって損傷すると、内部にガスが発生し、膨張することがあります。
  • 過度な負荷: アプリケーションの長時間使用やデバイスの過剰な使用は、バッテリーに負荷をかけ、膨張の原因となることがあります。
  • 経年劣化: バッテリーは時間とともに自然に劣化し、膨張のリスクが高まります。これは特に、バッテリーが古く、使用回数が多い場合に発生しやすいです。
  • 不適切な保管: デバイスを長期間充電せずに放置すると、バッテリーが完全に放電され、再充電時に膨張するリスクが増します。また、高湿度環境での保管もバッテリーに悪影響を与える可能性があります。

これらの要因を理解し、適切な対策を講じることで、バッテリーの寿命を延ばし、膨張を防ぐことができます。

EyeSmartではこのような状態になったバッテリーをPSE認証マーク入りの高品質互換バッテリーに交換します。当店のバッテリーは初期保証が最大3ヶ月間ついており、安心してご利用いただけます。

修理作業の注意点

iPhone 12の修理は特に注意が必要です。iPhoneは表面の画面パネルをこじ開けて分解するのですが、iPhone12から画面パネルの接着が非常に強固になっており、取り外しには修理店界隈でも有名な難易度になっています。分解には高度な技術が求められます。さらに、バッテリーを本体に固定するテープを慎重に取り扱わないと、バッテリーが破裂したり、事故につながるリスクがあります。修理中の安全を確保するため、当店では経験豊富なスタッフが丁寧に作業を進めています。

修理後の確認と注意点

修理が完了した後は、バッテリーの動作確認を行います。ただし、交換したバッテリーが純正品でない場合、システムが「不明な部品」として認識することがあります。

これは、バッテリーが純正でないことによるもので、機能には影響しませんが、事前の質問や確認をしておくと安心でスムーズです。EyeSmartでは、こうした情報もお客様に丁寧に説明し、ご理解いただけるよう努めています。

iPhone12シリーズの電池交換や修理するなら

バッテリー膨張は、重大な事故を引き起こす可能性があるため、異常を感じた際にはすぐに修理を依頼することが重要です。EyeSmartでは柔軟な修理サービスを提供し、お客様のひとりひとりに合った修理をご提案しています。

他にも、メーカーさんや街の修理店さんはそれぞれ良さが違いますので確認するともっとお得に修理が可能です。

条件 メーカー対応 街の修理店対応
保証期限内 無料修理 有料修理
保証期限切れ 受け付け不可または有料修理 有料修理
水没水損 保証対象外 有料修理
故意による破損 保証対象外 有料修理
未加入・対象外の故障 保証対象外 有料修理

バッテリー交換やその他の修理に関するご相談は、どうぞお気軽に当店までお問い合わせください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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