【iOS18.1】Appleで電池交換しなくても最大容量が見れる？【Appleがバッテリー表示を改善】

iOS18.1アップデートで一部の純正じゃないバッテリーでも状態が分かる！

これまでのバージョン（iOS１８,1以前)は、非純正バッテリーに交換すると「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示され、使う人に不安を与えていました。

しかし、最新のiOS18.1では、互換性のあるバッテリーに交換しても最大容量が100%と表示され、エラーメッセージの通知機能が廃止されたとの報告が寄せられています。実際にこの変化を体験し、詳しく検証しましたので、その詳細を共有します。

バッテリー交換後の表示変化

従来、バッテリーを純正品以外に交換すると、設定画面に「バッテリーに関する重要なメッセージ」だけが表示され、最大容量は表示されないという問題がありました。これは非純正バッテリーの使用により、ユーザーがバッテリーの状態を正確に把握できず、信頼性に疑問を抱かせる要因となっていました。

修理店でバッテリー交換でも最大容量が見れるかも

しかし、iOS18.1へのアップデート後、互換性のあるバッテリーに交換すると、設定画面で最大容量が100%と表示されるようになりました。非純正バッテリー使用でも容量非表示が改善され、ユーザーはバッテリーの状態を正しく確認できるようになりました。もうアップルに行ってバッテリー交換しなくても大丈夫かも？

ただし、完全な問題解決ではない

バッテリーの表示がされない場合もあるため完全じゃない

バッテリーのエラーメッセージが依然として表示されるままの場合があります。

表示がされない場合は、修理業者が特定のツールを使用しない限り、ユーザーが安心してバッテリーを交換できる術はありません。以前から技術的にはバッテリー交換後にエラーメッセージを消すことは可能でしたが、これには一定の技術と知識が必要で、その分のコストやリスクが伴います。

EUの修理規制とその影響

このバッテリー交換に関する変化の背景には、欧州連合（EU）の修理に関する規制強化があります。

EUは「修理可能な製品の普及」を目指し、消費者が製品を長期間使用できるよう、修理しやすい環境を整えるための法規制を導入しています。この動きにより、Appleをはじめとする大手メーカーは、修理を容易にする技術的な対応を迫られています。

Apple側は反発していた様子だが

アップルはこの規制に難色を示していますが、EUから始まったこの流れはスマホ業界全体に変化をもたらしています。私自身も、EUの圧力を受けてバッテリー交換後のエラーメッセージを解消する方法を模索し、独自の手法を開発する必要がありました。

この規制の影響で、以前は修理が難しかったiPhoneのバッテリー交換が徐々に容易になりつつあります。

特に、非純正バッテリーも一定の互換性を持たせることで、コストを抑えつつiPhoneを長持ちさせることが可能になりました。一方で、iPhoneのメーカーであるAppleは修理の質を維持しつつ、高品質なサービスを維持するのは難しいのではないか、と難色を示していましたが渋々受け入れてくれたのでしょうか。

ともあれユーザーが安心して修理を行えるようなシステムの構築を求められているのは事実です。勿論、EyeSmartも高品質な修理サービスを提供するために日々努力を続けています。

今後のスマホ業界への展望

ともあれ、互換性のあるバッテリー使用で、ユーザーは修理後もiPhoneのバッテリーの良い状態を維持しやすくなった。

エラーメッセージの表示される確率も減少しました。しかし、完全にエラーを消すためには専用ツールや特定の手順が必要であり、修理業者にとっては依然として技術的な課題が存在します。

修理業者は今後も新しいアップデートに素早く対応することが求められる

私たち修理業者は、最新のiOSアップデートに対応しながら、ユーザーに最適な修理サービスを提供するために、技術の習得とツールの導入を進めています。また、EUの規制が今後さらに強化される可能性も考慮し、持続可能な修理ビジネスの構築を目指しています。

ユーザーにとっては、より安心してiPhoneを長く使用できる環境が整いつつあります。一方、修理業界としては新たな技術や方法を取り入れる柔軟性が求められています。新たに幅広いスマホユーザーに受け入れられるよう、スマホの修理促進が行われており、これが進めばiPhoneをはじめ、スマホ修理がもっとメジャーな業界へと成長することが期待されます。

バッテリー交換を検討される際には、最新のiOSバージョンや互換性のあるバッテリーについて情報を収集し、信頼できる修理業者に依頼することをお勧めします。