スマホで利用者数百万人!?違法オンラインカジノとは

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水原一平被告の横領事件とオンラインカジノ

昨年に大リーグのスター選手、大谷翔平選手の銀行口座から約26億円が不正に送金されたとして、水原一平被告が逮捕されました。彼が多額の借金を抱えていた原因は、オンラインカジノなどの違法ギャンブルに手を出していたからだと言われています。私たちの身近にあるスマートフォンやパソコンから簡単にアクセスできるオンラインカジノ、その存在が今、非常に大きな問題となってしたが、インターネットを使ったオンラインカジノは依然として注意が必要です。

大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告の不正送金事件

大谷翔平選手の元通訳である水原一平被告は、違法なスポーツ賭博の借金返済のために大谷選手の銀行口座から約26億円を不正に送金したとして起訴されています。水原被告は、大谷選手の信頼を裏切り、不正送金や税務申告の虚偽申告、さらには歯科治療名目で約930万円をだまし取るなど、複数の罪に問われています。この事件に対して大谷選手は「前に進む時期が来た」とコメントし、事件の早期解決を求めています。現在、水原被告は司法取引に応じて罪を認めており、大谷選手に対する賠償を含む条件を受け入れています。

水原被告の事件をきっかけに、オンラインカジノの実態について調査が進みました。オンラインカジノのページにアクセスすると、その誘惑がすぐに感じられるつくりです。違法でありながら、日本国内の利用者は数百万人にのぼると言われています。なぜこれほど多くの人がオンラインカジノにのめり込むのか、その実情を知るために、ある当事者の男性に話を聞きました。

オンラインカジノにのめり込んだ男性の実話

オンラインカジノにのめり込むんでしまったケースもご紹介

男性は40代の大手企業の社員で、妻と二人の子供と暮らしていました。この日は、オンラインカジノで抱えた借金の返済に充てるため、自宅マンションの売却を決めたため、引っ越し作業に追われていました。

彼がオンラインカジノに初めて手を出したのは、在宅勤務中の休憩時間にスマホに表示された広告がきっかけでした。それはスポーツ賭博のサイトで、試しに試合の結果を予想すると、的中して少額の金を手に入れました。これまでギャンブルに過剰にのめり込むことはなかった彼も、スマホ一つで手軽に始められることから、次々と賭けを続けていったのです。

朝目覚めてすぐに、風呂に入りながら、寝る時も布団の中で、仕事中でも気になってしまい、スマホを操作してオンラインカジノに手を出すようになりました。生活費や子供のための貯金をすべてつぎ込み、消費者金融からも借金をし、負債は1500万円に達しました。失ったものはお金だけではなく、家族の信頼、自宅など、次々と大切なものが失われていきました。

オンラインカジノの現状と逮捕のリスク

オンラインカジノは、日本国内で利用すると逮捕される可能性があります。

近年では、海外で運営されているオンラインカジノを日本国内から利用して逮捕されたケースも報告されています。しかし、その逮捕者は最終的に不起訴となりました。逮捕されたとしても、裁判まで進むことは難しく、有罪にするのも困難です。それでも、逮捕されると28日間ほど拘留される可能性があり、オンライン上で証拠隠滅の恐れがあると判断されると、裁判が始まるまでずっと拘留され続けることもあります。場合によっては、半年以上も拘置所にいる可能性があるのです。

オンラインカジノの魔力とその闇

オンラインカジノは、多額の借金を抱え、ギャンブル依存症を発症する人が後を絶ちません。

従来のギャンブルに比べ、結果が出るまでの時間が短く、いつまでも賭け続けられるという魔力がスマホの奥に潜んでいます。このような魔力が、人々を破滅へと導いていくのです。

オンラインカジノの底知れぬ闇とその被害の実態を話題になった昨年でした。この問題は深刻であり、多くの人々がこの闇に巻き込まれている現実があります。これからも、この問題について苦しむ家族が減るように追及し続けていくことが大切です。

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