例えば、寝る前までスマホが正常動作していたにもかかわらず、翌朝に画面が真っ暗なまま起動しなくなる事例がある。バッテリー切れを疑って充電を試してもランプすら光らず、突然の故障に見舞われると多くの手間がかかるため、あらかじめの備えが重要。
スマホは故障の前ぶれに気づかずに突然壊れがち

スマホは内部パーツの損傷や経年劣化、OSやソフトウェアの不具合、設計上のミスなどさまざまな要因でいきなり動作不能になる可能性もあります。
落下による画面割れや内部破損が代表的な例だが、特に落下の覚えがなくても突然文鎮化(電源が入っているような入っていないような中途半端な状態)に陥ることがあります。
フリーズや再起動を頻繁に繰り返すようになったり、バッテリーの持ちが著しく悪化するなどの症状は故障の前兆かもしれません。アップデートをきっかけに、ある日いきなり電源が入らなくなる可能性もあるため注意が必要です。
こうした非常時に行うための特殊なリセット方法があります。ただ電源を一回切って電源を強制的に再度ONにするものが代表的だが、中には内部データを全て初期化するリセット方法もあるので、事前の確認が必要です。
壊れる前にやっておきたい備えは地味だが効果が高い

ケースやフィルムのスマホ故障予防効果は侮れない
スマホが壊れる前から備えておけば、万が一のトラブルが起きても慌てずに済みます。
スマホ全体というよりも画面全体が反応しなくなると、事実上の全機能使用不可能とも言えます。内部回路が生きていてもLINEや通話・電話などの重要な機能の操作ができないので、対策の緊急性は高くなりますよね?
物理的破損を防ぐには、スマホケースやリングストラップの使用がとても有効で、スマホの(重心)重い部分は偏りがあるため、長方形の角から地面にぶつかる事が多いため、スマホケースは角はもちろんのこと、側面や背面を幅広く守る事ができ、ケースの有無では損傷の度合いが大きく違います。
又、もともと滑りやすい端末素材であるガラスやプラスチックなどもケースを付けるなどで落下しにくくなります。
- スマホケースで本体全体を落下衝撃に備えておく。
- バンカーリングなどで指に引っ掛けて落下防止する。
- スマホストラップなどで紐に通して肩や首に下げて持ち歩く。
などが気軽に行えて効果的な対策です。
色々な機能性スマホフィルムが市販されている
スマホフィルムは衝撃吸収の機能に加えて、横からの覗き見防止機能が付いたフィルムもあり、太陽光などの反射を減らすマットな質感の反射防止機能フィルム、目から入る光刺激を軽減して視力低下や入眠しやすくするブルーライトカット機能付きフィルムなど、スマホのフィルムには色々な機能が付与された独自の製品が多数販売されています。
バックアップは定期的に自動バックアップするタイプは作業忘れが無くて良い
バックアップはiCloudやGoogleドライブなどを活用しながら定期的に確認するほうがいいです。
クラウドサービスと連携したバックアップで自動で定期的に行われるものはバックアップ作業忘れ防止に効果的です。
クラウドの容量が不足しがちな場合、パソコンへの保管も選択肢になります。これは本当に必要な情報や写真動画などを自分で選んであらかじめコピーを取って退避させておくなどです。

【iPhone・iPad】 などApple公式のバックアップ ←方法はこちら
長期間同じ機種を使い続けるとバッテリーや内部パーツの劣化が進むため、動作が重くなったり急に電源が落ちるなどの症状が出れば買い替えも検討したい。2台持ちをしておくと、メイン端末が故障しても連絡手段が確保できる。アプリやサイトのログイン情報はスマホ本体以外の場所にも記録しておくと、故障時にIDやパスワードが分からなくなるリスクを減らせます。
壊れた後にできること:再起動・リセットから修理まで

充電切れの疑い?強制再起動を試す
例えばZenFoneが起動しなくなった例では、まず充電切れを疑いケーブルを挿して充電ランプが点くかを確認しました。
通常の再起動(電源ボタン長押しなど)で改善しないときは、機種ごとの方法で強制再起動をします。
Androidなら電源ボタンを数十秒押し続ける、iPhoneなら音量上げる→下げる→サイドボタン長押しなどが挙げられるが、これでも反応しないときは熱暴走を疑い本体を冷ます方法を試すケースもあります。効果が見られない場合はUSBケーブルでパソコンにつないでデータを取り出せるかを試すと、まれに端末が一時的に認識されバックアップ可能になることがあります。
スマホのOSの不具合とファクトリーリセット
OSの不具合によって起動しない場合は、最終手段としてファクトリーリセットを行う方法があります。
- Androidではリカバリーモード(電源オフ状態で特定のボタンを押しながら起動)に入り、「Wipe data / Factory reset」を選択して端末を初期化する。
- iPhoneにもリカバリーモードが存在し、パソコンのiTunesと接続して復元する仕組みになる。
ただし、この方法ではいずれもデータが全消去されるため、
バックアップがなければあらゆる情報が失われる可能性が高いです。
iPhoneスマホ修理・買い替えとスマホ故障対策

スマホが突然壊れると、代替機の手配やデータ復元などに時間を取られるため、壊れる前のバックアップやケース装着、定期的な機種変更の検討などでできる限りリスクを下げることが大事です。
トラブルが起きても再起動や強制再起動、PC接続、ファクトリーリセットなどを順番に試すことで復旧やデータ救出が望めるが、最終的に修理や買い替えが必要となる場合があるため、トラブル対処経験が多い専門のスマホ修理店に相談することで早期に解決しやすくなります。
iPhoneスマホの起動不能や不明なトラブルは修理専門店EyeSmartにご相談ください!

