
約5500mAhという数字の意味
折りたたみiPhoneでまず注目したのは、バッテリー容量が約5500mAhになるという点。
これは一般的なiPhoneよりも大きく、iPhone 17 Pro Maxの約5080mAhを上回ります。
折りたたみスマホは画面が大きく、どうしても電力消費が増えます。
だからこそ、このクラスの容量は「あると嬉しい」ではなく「ないと困る」数字です。
充電残量を気にせず使えるかどうかは、折りたたみという形そのものの価値に直結します。
他社の折りたたみスマホ比較
| メーカー | モデル | バッテリー容量 | 発売日 | 発売地域 | 価格(税込目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| Samsung | Galaxy Z Fold7 | 4,400mAh | 2025年8月1日 | 日本 | 256GB: 265,750円 |
| Pixel 9 Pro Fold | 4,650mAh | 2024年9月4日 | 日本 | 256GB: 294,800円(ドコモ) | |
| OPPO | Find N5 | 5,600mAh | 2025年2月20日発表(3月以降) | 中国/シンガポール(日本未) | 512GB: 約28万円(SG換算) |
| Motorola | razr 60 ultra | 4,700mAh | 2025年12月 | 日本 | 約20万円〜(未定) |
| Honor | Magic V3 | 5,150mAh | 2024年7月 | 中国(日本未) | 約19.8万円〜(中国価格) |
| Xiaomi | Mix Fold 4 | 5,100mAh | 2024年7月23日 | 中国(日本未) | 約19.5万円〜(中国価格) |
| Vivo | X Fold5 | 6,000mAh | 2025年8月 | 中国(日本未) | 約14万円〜(中国価格) |
| Huawei | Mate XT(三つ折り) | 5,600mAh | 2024年9月(グローバル2025年2月) | 中国/グローバル(日本未) | 約55万円(グローバル換算) |
折りたたみスマホ市場での容量ポジション
他社の折りたたみスマホと比べると、この5500mAhは極端に多すぎるわけではありません。
Galaxy Z Fold系は約4400mAh、Pixel系の折りたたみは約5150mAh、
さらに大容量なモデルでは6500mAh級も存在します。
その中で見ると、iPhoneフォールドは中間からやや上の位置です。
現実的な比較対象となるGalaxyやPixelより多い点は、十分に攻めた設計だと感じます。
折りたたみスマホ界隈で進むバッテリー大容量化?

この予想が信ぴょう性がある理由は、業界全体の流れにあります。
実際、Pixelの折りたたみモデルは、世代が変わるごとに約8%前後バッテリー容量が増えています。
この増加率をそのまま次世代に当てはめると、5400mAh台に届きます。
そう考えると、iPhoneフォールドが5500mAh前後を目指すのは自然な延長線です。
技術進歩で、同じ体積により多くの電池を詰め込めるようになってきています。
激しくなる折りたたみスマホ戦争!Samsung更に三つ折り発売も
他社では次の折りたたみモデルとして、Galaxy初の三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」も話題です。

日本円では40万~45万円くらい。日本発売なら税込みで45万円前後になる見込み。
二つのヒンジでZ字型に折り畳むことで三つ折りを実現しており、タブレット並みの大画面。
気になるヒンジの強度は公式で20万回の耐久を謳うが、
実測テストだと15万回あたりから軋みや弾力低下が見られ、現行のGalaxy Foldより耐久性がやや弱めと
指摘されている。
SoCはSnapdragon 8 Eliteのカスタム版、ハイエンドAndroid並みの処理性能。
日本は2月下旬から展示予定だが、販売は今のところ未定で2026年後半以降。
折りたたみスマホ内部構造が生む余白
大容量を実現できる理由は、iPhone foldの内部構造にあります。
Appleは部品単位で自社設計品に少しづつ置き換えを続けており、内部の小型化技術が進んでいます。
これを活かしてロジックボードは中央を避け、左右に分割して配置される設計が想定されています。
高性能なA20 Proを載せる基板は片側だけで済み、カメラも2眼構成ながら一方にまとめられます。
生体認証はFace IDではなく、サイドボタン一体型のTouch IDが採用される見込みです。
これは古い新しいの話ではなく、折りたたみ構造に合っているかどうかの判断です。
結果として、バッテリーを置くための空間を確保しやすくなります。
使い方で変わる駆動時間

5500mAhを積んだ場合、駆動時間にも期待が持てます。
特に重要なのはサブディスプレイの存在です。小さい画面は消費電力が少ないため、
動画再生で40時間前後に届く可能性があります。普段は閉じたまま使い、必要なときだけ大画面を開く。
この使い方を前提にすると、折りたたみスマホの弱点だった電池持ちが一気に現実的になります。
常に開いて使っても、日常利用で困らない水準は保てそうです。
実用性を左右する最重要要素

折りたたみiPhoneにとって、バッテリーは見た目以上に本質的な要素です。
画面が大きくても、すぐ充電が必要なら意味がありません。約5500mAhという容量は、
現時点で無理がなく、かつ実用性を支えるバランスの取れた選択に見えます。
折りたたみという新しい形を日常で使い続けられるかどうかは、結局のところ電池持ち次第です。
ここを押さえに来ている点は、かなり現実的だと感じます。
