2025年現在、中古スマホ市場でiPhone 8はおよそ1万円前後と非常に安価で手に入ります。
「サブ端末として使える?」「SNSや動画視聴に問題ない?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スマホ修理の現場で実際に多くのiPhone 8に触れてきた視点から、「2025年におけるiPhone 8の使い心地・注意点・おすすめの使い方」を徹底解説します。
まずはチェック!iPhone 8の基本性能と特徴

2017年に発売されたiPhone 8は、発売から7年以上が経過していますが、今見てもシンプルで洗練されたデザインです。
iPhone SE(第2世代・第3世代)とほぼ同じ外観で、手に馴染むサイズ感が魅力です。
- 画面サイズ:4.7インチ Retina HD
- チップ性能:A11 Bionic
- ストレージ:64GB〜256GB(中古では64GBが主流)
- ホームボタンあり(Touch ID対応)
高齢の方やスマホ初心者にも使いやすい、扱いやすさ重視の設計のiPhoneです。
実際にiPhone8ってどう?2025年での使用感
◎ 動画視聴・SNSはまだ快適!
YouTube、TikTok、Safariでのウェブ検索は、2025年現在でもストレスなく使用可能です。
動画再生の読み込みも速く、スクロールや操作の反応もスムーズです。
△ アプリ次第で動作に差も
軽量なアプリ(SNSや簡単なゲーム)は快適に動作しますが、高負荷なゲームや3Dグラフィックを多用するアプリでは処理が遅くなる場面もあります。最新のゲームや複雑な処理をするアプリには不向き。
また、一部アプリはiOSのバージョン制限により非対応になる可能性もあるため、使いたいアプリが使えるか事前確認は必須です。
iPhone8シリーズのカメラ性能は?
2025年にiPhone 8を使用したカメラ性能の印象としては、4K/60fpsや1080p/240fpsのスローモーション撮影に対応し、安定した手ブレ補正と自然な色再現で滑らかな映像を記録できる一方で、ソフトウェアアップデートが終了しているため性能には限界が来ています。低照度環境でのフォーカスの不安定さには注意しながら撮影が必要です。

修理入門にも最適!iPhone 8のもう一つの価値
さらにiPhone 8は、iPhone修理の入門機としても重宝されています。
これからiPhone修理を学びたい方には、バッテリー交換や部品交換の練習機として最適なモデルです。
ネジの種類や分解構造も比較的シンプルで、繰り返し作業を通じて分解手順や注意点を体で覚えることができます。
「自分の手でスマホを直す楽しさ」を知りたい方に、まず手にしてほしい一台といえるでしょう。
iPhone8は値段がやすくなってきており、メルカリなどのフリマ市場にも中古やジャンク品(動かない)が溢れています。動かないiPhone8では修理分解の練習には適さないですが、最低限の動作ができるiPhone8はバッテリー交換や画面交換、分解組み立てなどの修理作業の練習に最適。分解して部品交換を行って動作チェックするというリアルな練習が可能で、本体や部品が安くなっているため、失敗しても高額な損失が出にくいため、修理の界隈では、密かな人気があります。

知っておくべき!iOSサポート終了の影響
iPhone 8はiOS16.7.5まで対応。
iOS17以降のアップデートは非対応のため、以下のリスクがあります。
- 新しいアプリや機能が使えない
- セキュリティ更新が止まり、脆弱性のリスクが増す
- アプリの互換性が徐々に失われる
ただし、2025年時点ですぐに致命的な問題が起きるわけではありませんが、用途を選ぶと安全に使うことができます。
多くの基本機能は今も問題なく使用可能です。
特に注意!バッテリー劣化とその影響

中古のiPhone 8は、最大容量70〜80%前後に落ちたバッテリーが多く、1日もたない個体も存在します。
モバイル通信を使うとバッテリーの減りが早くなるため、以下のような場合はバッテリー交換を検討しましょう。
- メイン端末として使いたい
- 外出時にも頻繁に使う
- 電池の減りが異常に早いと感じる
EyeSmartではバッテリー交換に即日対応しています。長期使用をお考えの方はお気軽にご相談ください。
こんな使い方が最適!iPhone 8のおすすめ用途
iPhone 8は性能的に最新機種には及びませんが、2025年現在でも以下の用途なら非常にコスパ良く使えます。
- YouTubeやSNS用のサブスマホ
- お子様の初めてのスマートフォン(制限機能も設定可能)
- 高齢者の連絡用スマホ
- 動画編集アプリ「VLLO」などを使った練習用スマホ
コンパクトで操作しやすいことから、家族共有端末や学習用にも最適です。
iOS非対応でも使える!サブ機としての活用法
iOSサポート外とはいえ、以下のようなサブ用途ならまだまだ活用可能です。
- Wi-Fi環境での音楽・動画再生専用機
- ベッドサイドに置いてアラーム・タイマー専用機
- 簡易的なメモや調べ物用の端末
- スマート家電や特定アプリ専用の操作用端末
- 災害時の予備スマホとして待機させるのも有効
重要なデータや決済機能は避け、リスクの少ない用途に限定することで安全に使い続けることができます。
注意まとめ:iPhone 8を使う上で押さえておきたいポイント
2025年の現状では、かなり古い部類に入るiPhone8ですが、そのぶん予備スマホとして遊び用として運用すると使い勝手が良いですね。iPhoneなので動作も安定感があります。iOSのサポートはとうの昔に終わっていることには注意。
項目 | 内容 |
---|---|
中古価格 | 約1万円前後 |
iOSサポート | iOS 16.7.5まで対応。最新のiOSには非対応 |
動作性能 | SNS・動画視聴は快適。ただし高負荷アプリには不向き |
バッテリー状態 | 劣化が進んでいる端末が多く、交換推奨 |
セキュリティ面 | サポート終了により、重要な情報の取り扱いには注意が必要 |
2025年iPhone8実用性まとめ:サブ用途や修理練習にも最適な一台!
iPhone 8は、最新機種には及ばないものの、2025年現在でもサブスマホ・学習用・修理練習用として十分に実用的な端末です。
SNS、動画視聴、ネット検索といった基本機能には十分対応しており、使い方次第で高コスパを発揮します。

また、価格の安さから修理の練習用端末としても人気が高まっています。
「バッテリー交換を試してみたい」「スマホ修理に挑戦したい」と思っている方にも、最初の一台として強くおすすめできます。
ただし、iOSの非対応やバッテリーの劣化には注意が必要です。
中古で購入を検討している方は、事前に動作確認やバッテリーの点検を行うことを強くおすすめします。
EyeSmartでは、中古スマホのバッテリー交換・点検も承っております。
「iPhone 8を長く使いたい」「バッテリー交換依頼したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。