
eSIM専用モデル登場と押さえておきたい知識
iPhone 17シリーズとiPhone Airからは物理SIMを使えず、eSIM専用となった。

従来の物理SIMはショップで受け取り、SIMカードを挿して使う仕組みだったが、eSIMはiPhone17内に直接SIMの情報を書き込むため、配送や差し替えが不要で、手続き後すぐ利用できることが多い。
ショップでのSIM関連の移行など作業対応は有料の場合がある。回線事業者やスマホによって若干条件が違うものの、多くは端末内で完結できる。近年のiPhoneには「eSIMクイック転送」という機能が搭載されており、物理SIMからeSIMへの切り替えや機種変更時の転送を同時に行える。これはiOS16以降で利用可能となった。初めてeSIMを使う場合でも基本的に心配は不要で、仕組みを理解すればスムーズに移行できる。
eSIMクイック転送とは?【詳細タップ】
iPhone同士で本体の設定だけでeSIM通信プランを新端末へ即座に移せる機能です。従来のeSIMプロファイル再発行や店舗手続きが不要。対応キャリアと対応iOS同士で数タップ、数分で通信復旧できます。
新機種購入時のデータ転送とeSIM切替手順
新しいiPhoneをセットアップするとき、
データ移行と同時にeSIMへ切り替えることができる。

旧端末を横に置くとポップアップが出て、カメラ認証を経てパスコードを入力すると両スマホ同士の転送準備が始まる。iOS26では転送のタイミングが変わり、データ移行やFaceID登録の後、最後にeSIMの転送操作が行われるようになった。
データ移行後は旧端末の物理SIMが無効化され、新端末にeSIMとして登録される。
転送には十数分かかる場合がある。旧端末のSIMカードは不要となり取り外してよい。
多くの利用者はこの方法が最も簡単で確実とされる。
また、機種変更前に旧端末から直接eSIMへ切り替える操作や、転送完了後に別のiPhoneへ移動させる方法もある。Apple IDに紐づいた複数回線が表示されるため、番号を確認して正しい回線を選ぶ必要がある。
なお、iPhoneとiPad間での直接転送はできず、iPadではQRコード方式や臨時契約の利用が基本となる。
eSIMの利点と課題
eSIMの利点は多い。
配送や物理SIMカード受け取りが不要で開通が早く、複数回線を登録でき、
物理SIMカードを持ち歩く必要もない。

物理SIMカード特有の不具合(破損や劣化、接続不良)も起こりにくく、iPhone端末内部の空間を有効活用できるためバッテリー容量の増量や防水性能の強化にもつながる。海外での臨時利用もしやすい。
だが一方で課題もある。eSIM回線は従来とは勝手がちがうために設定には慣れが必要で、これまでの様な単純なSIMカード差し替えではない。回線会社によってはiPhoneのクイック転送も非対応で、SIMカード再発行での移行になる場合もある。
SIMカードの形態とスマホ機種の組み合わせによって対応が違う
例えば、iPhoneから従来のAndroid間の移行の場合は再発行が必要。
過去にはセキュリティの不備を突かれた不正利用事件も起きており、
現在は回線事業者で本人確認認証がより強化されている。
SIMカード再発行方法は回線会社ごとに異なり、急な故障や盗難時に困ることもある。オンラインでの手続きはSMS認証が必須化されるなど改善されつつあるが、状況によっては時間がかかることはある。
機種の組み合わせ別|クイック転送対応と再発行の必要性一覧(2025,9現在)
| 移行元 | 移行先 | クイック転送 | 再発行手続き | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 旧iPhone(eSIM) | iPhone 17 | ◯(キャリア対応のみ) | 非対応の場合は「キャリアのマイページ・アプリ」から再発行申請。本人確認(eKYC等)が必要な場合あり。 | クイック転送失敗や非対応時はキャリア手続きが必須 |
| 旧iPhone(物理SIM) | iPhone 17 | △(一部の機種・キャリアでiOS「物理SIM→eSIM変換」利用可) | 非対応時は「キャリアのマイページ・アプリ」や店頭でeSIMへの変更申請。 | 店頭手続きは手数料が発生する場合がある。格安SIM等は対応・即時性に注意 |
| Android(eSIM対応端末) | iPhone 17 | × | eSIMプロファイルは直接移行できないため、「キャリアのマイページ・アプリ」やサポートでeSIM新規発行手続き | キャリアによっては再発行料・即時反映でないケースも(数時間〜翌日反映) |
| Android(物理SIM端末) | iPhone 17 | × | まずキャリアで「物理SIM→eSIM」へのプラン切替(再発行・新発行)を申請→eSIM発行後iPhone 17で設定 | MNPや本人確認、手続き反映時間に注意。格安SIM・小規模事業者は即日発行不可もある |
※補足と注意
eSIMを誤って削除した場合は?
間違ってeSIMを消してしまったということも起こりえるが、
こんなときはeSIMの再発行申請を行う必要がある。

例えばLINEモバイルではログイン済みの状態でなければ通常の手続きが進められないため、専用サイトからの申請が必要になる。本人確認ではメールアドレスに送信されたセキュリティ番号を入力し、申請内容を確認して確定する流れとなる。
アプリからの直接設定や、従来通りQRコードを使ったプロファイル読み込みも選べる。手間はかかるが仕組みは少しずつ改善されている。回線会社によっては再発行方法が違っており時間を要する場合がある。
人気格安SIM会社のeSIM紛失時の対応方法と手数料の一覧
| 会社名 | 手数料 | 再発行方法 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 無料(0円) | my楽天モバイルアプリ/Webで「契約プラン」→「SIM再発行を申請」→理由とSIMタイプ選択→ワンタイムパスワード入力で即日再発行、eSIMプロファイル即時ダウンロード可能 |
| mineo | 440円(税込) | mineoマイページ「各種サポート」→「SIMカード変更・再発行」から申請。最短当日(状況により2日程度)、メールで新QRコードを受信後に再設定 |
| IIJmio | 220円(税込、ギガプランの場合)※一部プランは433~446円 | IIJmio公式サイトの会員専用ページより手続き。申請後、即時から数時間以内に新しいeSIMプロファイルが発行されダウンロード可能 |
各社eSIMとiPhone17の利用前に確認する重要点
新型iPhoneを購入する前に、
自分の契約回線がeSIMに対応しているかを必ず確認する必要がある。

eSIM未対応の回線では、現在iPhone新機種では利用できない。iPhoneのクイック転送に対応していない場合には再発行手続きが必要になり、利用できない時間帯が発生することもある。
ともあれ、思わぬ故障や盗難、誤削除に備えて再発行手続きの流れを事前に調べておくと安心だ。トラブル対応窓口での対応方法や本人確認の仕組みもキャリアによって異なる。大手キャリアSIMは、基本的にクイック転送機能に対応しており、通常の機種変更時には大きな問題はないが、他の格安SIMなどはトラブルが起きた場合の対処法を理解しておくことが大切。


