ラインのプレミアムバックアップはLINE移行の問題を改善したサービス
LINEの「プレミアムバックアップ」は、LINEが提供するサブスクリプションサービス LYPプレミアム 会員向けの機能、トーク履歴(テキストだけでなく写真・動画・ファイル・ボイスメッセージなど)を専用ストレージに保存、
異なる OS(iPhone⇔Android)間でもデータ移行できるようにしたものです。
通常バックアップ(無料)ではテキストメッセージのみが対象で、保存先も iCloud(iPhone)または Googleドライブ(Android)と端末のOSに依存していたため、OSをまたぐ機種変更過去14日分しか引き継げないという制限がありました。 プレミアムバックアップならこれを超えてデータの範囲や移行先が拡がります。
対象データとサービス条件

プレミアムバックアップで保存・引き継ぎ可能なデータと、利用の条件は以下、
| 項目 | プレミアムバックアップ | 従来のバックアップ(通常) |
|---|---|---|
| 利用金額 |
Web登録:月額508円 アプリ登録:月額650円 |
無料 |
| 保存場所 | LINE専用ストレージ |
iPhone:iCloud Android:Googleドライブ |
| 保存できるデータ | テキスト・写真・動画・ファイル・ボイスメッセージなど全データ | テキストメッセージのみ |
| 保存できる期間 | 制限なし(バックアップ開始以降の履歴を全て保存) |
同一OS間:全期間のテキスト履歴 異なるOS間:過去14日分のみ |
プレミアムバックアップの対象データ
以下、プレミアムバックアップの対象です。
- テキストメッセージ(トーク)
- 写真/動画
- ファイル(添付データ)
- ボイスメッセージ
また、標準の引き継ぎであらかじめ保存されている「友だちリスト」「スタンプ購入履歴」「プロフィール情報」
「グループ・オープンチャット(6ヶ月分)」なども基本的に移行できます。
利用条件・注意事項
- LYPプレミアムへの登録が必要です。費用は Web 経由で月額 508 円、アプリ経由で月額 650 円とされています。
- 最新の LINE アプリ(バージョン15.5.1以降)を旧端末・新端末ともにインストールしておく必要があります。
- 初回のバックアップを完了しないまま OS をまたぐ引き継ぎを行うと、データ復元に失敗する恐れがあります。
- 保存容量に上限があります(100GB)で、容量が上限に達するとメディア(写真・動画・ファイル等)の保存が停止します(ただしテキストは継続)。
- LYPプレミアムを解約した場合、保存されたバックアップデータは削除され復元できなくなります。
プレミアムバックアップ実施の手順

機種変更や端末交換をする前にプレミアムバックアップを使うための手順を解説します。
- 旧端末で LINE アプリを最新バージョンに更新します。さらに OS 自体も最新にしておきましょう。
- LYPプレミアムへの登録を済ませます。登録後、プレミアムバックアップ機能を起動します。
- 旧端末で [ホーム] → [設定] → [トークのバックアップ] を開き、「今すぐバックアップ」をタップ。初回はパスワード入力などの認証が必要です。
- 初回バックアップが完了すると、自動的に以降のトーク履歴が保存される状態になります。途中で中断すると、それまでの過去分を含めて保存されないので注意が必要です。
- 新端末で LINE を起動し、アカウントを引き継ぎます。電話番号・パスワード・QRコードなど指定された認証方法に従います。旧端末でバックアップ済であれば、トーク履歴を復元できる画面が表示されます。
OSをまたぐ機種変更で知っておくべきポイント
iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneなど、使用するOSが異なる端末へ機種変更する場合、通常バックアップでは過去14日間のトーク履歴しか移行できません。
プレミアムバックアップを使えばこの制限を撤廃し、過去のトーク履歴を含めて移行できる可能性があります。
ただし次の点には注意してください。

- 新端末のLINEバージョンが旧端末より低いと復元できない可能性があります。
- バックアップ対象外のデータもいくつかあります(例:公式アカウントからのメッセージ、通知音設定・トークルーム背景画像など)
- 容量制限に到達していると、写真・動画などがバックアップ対象から外れることがあります。テキストメッセージは容量制限の影響を受けません。
当店修理店としての視点から注意すべき点
LINE トーク履歴を安全に移行するには、バックアップを日頃から行うことが重要。

特に異なる OS へ機種変更する場合や、トーク内に写真・動画・ファイルなど大容量のデータを保存している場合は、専用ストレージに保存できるプレミアムバックアップを利用すると引き継ぎの不安を減らせます。ただし、バックアップをしても必ず全てのデータが復元できるわけではありません。保存対象外のデータや、有効期限を過ぎたファイルは復元されず、内容が残らないことがあります。さらに、端末交換や修理の場面で旧端末のパスワードが不明な場合や、旧端末が手元にない場合はバックアップ機能を利用できず、履歴を復元する操作も実施できません。
こうした状況を避けるためには、次の点を日頃から意識して準備しておくことが大切です。
- LINE アプリを常に最新バージョンへ更新しておく。
- プレミアムバックアップを利用する場合は、事前登録と初回バックアップを余裕を持って完了させておく。
- 保存容量(100GB)に空きがある状態を保ち、容量不足による保存漏れを防ぐ。
- 通知音、トーク背景画像、有効期限切れファイルなど、一部データは引き継ぎ対象外であることを把握しておく。
これらを普段から整えておくことで、急な端末故障や機種変更の場面でも、重要なトーク履歴を守りやすくなります。
どのようなケースでプレミアムバックアップが有効か

プレミアムバックアップが特に役立つケースを紹介します
- iPhoneからAndroid、またはAndroidからiPhoneへ機種変更を行う方。通常の無料バックアップでは過去14日分しか移行できません。
- トーク内に大量の写真・動画・ファイル・ボイスメッセージを保存しており、これらも含めて履歴を残しておきたい方。
- スマホを故障・紛失・修理などで交換した際、最新のトーク内容をできるだけ失いたくない方。
これらのシーンでは、プレミアムバックアップを活用しておくことで、安心感を高められます。
つまりどういうこと?【仕組みと用途】
|✔ プレミアムバックアップ=バックアップ機能含むLINE専用ストレージの月額レンタル|
プレミアムバックアップは、テキスト・写真・動画・ファイル・ボイスメッセージなど、通常バックアップでは扱えないデータを、LINEが用意した専用ストレージ(最大100GB)に保存する仕組みです。要するに「LINEデータを入れる専用クラウド領域を、月額で使わせてもらう」という形です。
|✔ 解約するとバックアップデータが消える|
LINE公式でも明記されていますが、
LYPプレミアムを解約するとプレミアムバックアップの保存データは削除されます。
つまり、
- 機種変更前にプレミアムバックアップを取った
- 引き継ぎを終えた
- 「もう登録いらないや」と思って解約した
こうすると 専用ストレージに残っていたバックアップは消える ため、後から 別の端末にもう一度復元したい といった使い方はできません。
|✔ ただし、復元済みの端末内のデータは消えない|
ここは大事なポイントです。
- バックアップ保存先(LINEのクラウド) → 解約で消える
- すでに新しい端末に復元済みのデータ → 消えない
つまり、復元さえ終わっていれば、端末内のトーク履歴は残ります。ただし「あとでまた別端末に復元したい」という用途の場合は、解約してしまうとバックアップが使えなくなるので注意が必要です。


