iPhone12は2025年どのくらい使えるの？性能や不安点も解消！

iPhone12の基本情報と発売からの経過

iPhone12は2020年10月に登場し、約5年が経過しました。発売時にはA14 Bionicチップを搭載し、当時の高価格帯のスマートフォンとして高い処理性能を誇りました。

2025年のいまでも、そのパフォーマンスは日常のアプリ操作やゲームにおいて不足を感じにくい性能です。外観デザインは角ばったフレームが特徴で、最新モデルと並べても見劣りしにくい点が魅力。過去のiPhoneと比べると、iPhone12は5G対応の先駆けとなったシリーズなので、まだまだ最先端の通信環境で使えます。

ポイント: 2020年発売といっても処理能力は依然高水準で、SNSや動画視聴、Webサイトの閲覧など多くの用途に十分です。

現時点のAppleサポート方針に基づくと、iPhone12は2025年以降も約3年間、すなわち2028年頃までiOSアップデートが継続される見込みです。※正確な情報はアップル公式サイトの発表をご確認ください。

この端末は実質的に5年経過しているとはいえ、Apple製品は長期間のソフトウェアアップデートに対応するため、最新のiOS機能も多く利用できます。古く感じる点が少なく、機能性やデザインの面でも「時代遅れ」になりにくいでしょう。

iPhone12が発売した2020年はどんな年だった？

iPhone12が発売された2020年は、世界的に大きな動きがあった年でした。日常生活だけでなく歴史的イベントも多く、以下のニュースが代表的です。

具体的ニュース: 新型コロナウイルスの世界的流行、東京オリンピック・パラリンピックの延期、アメリカ大統領選挙の注目度の高まり。

新型コロナウイルスは、人々の生活や働き方を一変させました。テレワークやオンライン授業の増加により、スマートフォンの需要や使い方が急速に広がったのもこの年ならでは。

東京オリンピックが翌年への延期となったことは、日本国内だけでなく世界的にも衝撃的な出来事でした。また、アメリカ大統領選挙は激しい論戦やメディア報道が注目を集め、世界の政治情勢に大きく関わった年とも言えます。そんな歴史的背景の中で生まれたのがiPhone12であり、この端末の機能性は“困難な情勢下でも快適にコミュニケーションを取りたい”という当時のニーズにも応えた存在でした。

iPhone12の2025年現在の使用感と性能

A14 BionicチップはiPhone12の心臓部として、高いCPU・GPU性能を提供しています。Geekbenchなどのベンチマークでは最新のAndroidミドルクラス以上に相当する数値を示しており、2025年現在でもSNS、動画視聴、アプリのマルチタスクに不自由しにくいです。カメラは広角と超広角のデュアルレンズ構成ですが、最新機種の高画素・大型センサーには見劣りする点もあります。とはいえ、SNS投稿用や日常撮影ではまだ十分に活躍する。

メリット:
- 今でもコンピューターチップ性能が優秀で、アプリ操作やゲームも快適
- デザインが最新iPhoneシリーズと似ていて古さを感じにくい
- Appleのアップデートにまだまだ数年対応しており（2025年現在）最新機能を使いやすい

バッテリーは新品時からそれほど大容量ではありません。長期間使い続けている場合は劣化が進み、1日もたない可能性があります。中古品で購入する人も含め、バッテリー交換を視野に入れるのがおすすめです。Lightning端子が採用されているため、USB-C端子を使う最新型との互換性には注意が必要ですが、日常利用で大きく困ることはないでしょう。

iPhone12を今使う注意点・デメリットと買い替え目安

iPhone12を使ううえで注意したいのは、長年利用による消耗や最新モデルとの差です。特にバッテリーの持ちが良くない点はネック。カメラ性能は標準レンズが12MPでセンサーサイズも小さく、夜景や暗い場所での撮影クオリティは最新機種より劣ります。もし夜景撮影にこだわる人や充電頻度を減らしたい人であれば、買い替えを検討する価値があります。

デメリット例:
- バッテリー持ちがもともと短めで、劣化が進むと1日も厳しくなる
- カメラセンサーが小さめで、暗所撮影時にノイズや手ブレが出やすい
- 端子がLightningなので、USB-Cに慣れた人はやや面倒

Appleのサポートは機種販売終了から5年以上経過すると「ヴィンテージ品」、7年以上で「オブソリート品」に分類され、公式修理が難しくなります。iPhone12の場合、2023年9月に販売終了したため、2028年頃までは公式修理とアップデートが期待できます。性能自体もあと2～3年は日常使いには不足しないはずなので、バッテリー交換などを行えば2025年からさらに先まで現役利用が可能です。ただし、カメラ画質や充電端子などに強い不満がある人や、より長くサポートを受けたい人は早めの買い替えも候補に入れておきましょう。

小さいサイズのiPhone 12 miniは特に用途やバッテリーに注意！

iPhone 12 miniは、近年の最新iPhoneには見られないコンパクトなサイズが特徴。多くのユーザーに支持されていましたが、高性能化、バッテリー大容量化、大画面化の波におされてminiサイズiPhoneは姿を消しました。

iPhone12miniのバッテリー容量は2,227mAhです。
発売当初でも、バッテリー持ちが悪いと言われており、ゲームや動画を多く視聴するユーザーには不向き。

iPhone12miniは、頻繁な使用や高度なアプリを多用しなければ小さくて便利！

中古はバッテリー劣化している可能性もあるので、バッテリー最大容量を確認しての購入が大事。

本体サイズが小さいため、バッテリー容量も小さく、持続時間が短いと感じるユーザーが多いです。
特にゲームや動画視聴など負荷の高い使用では、バッテリー消耗が早くなる傾向があります。
長時間の外出やヘビーな使用にはモバイルバッテリーが必要になる場合があります。

iPhone12どんなユーザーにおすすめ？・買い替えが妥当なユーザーは？

すでにiPhone12を使っている方で、「普段使いで困っていない」「カメラも通常撮影で十分」「ゲームもまだ快適」という方は無理に買い替える必要はありません。一方で、バッテリー劣化が深刻だったり、暗い場所での撮影にこだわりたい人や、USB-C端子で統一したい人は買い替えたほうが満足度が高まります。中古で購入を考える人には、性能の割に価格が安いモデルです。

こんな人におすすめ:
- 最新モデルほどのハイスペックは必要ないが、性能はできるだけ妥協したくない
- なるべくコストを抑えてiPhoneの世界を楽しみたい
- 最新機種と似たデザインで、5G対応も外せない

iPhone12は中古相場で3万円台から手に入れられるケースもあり、メイン端末としてもサブスマホとしてもまだまだ十分活躍してくれます。

価格を抑えることを重視するならiPhone12は優秀です。カメラ性能や端末充電環境にそこまでこだわりがないなら、2025年のいま、買ってもまだまだ数年間は満足できるでしょう。とはいえ新型が次々と登場しているiPhone、写真品質、動画、美しいグラフィックでゲームをするなど、こだわるユーザーやバッテリー持ちを最優先に考える人は、iPhone13以降へ買い替えが賢明です。自分の用途を見極め、長く快適に使える“自分にぴったり”のスマホを賢く使いたいですね。