古い充電器でスマホ充電するデメリット!

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なぜ古い充電器はもう使わない方がいいのか

スマートフォンを充電する際、充電器の選択は非常に重要です。特に、iPhoneのようなスマートフォンの場合、古い充電器を使い続けると、充電が遅い、充電器が劣化してきて充電の電気が安定しなくなるなどの問題があります。

充電速度:

  • 古い充電器: ひと昔前の小さめの充電器では「5W」の大きさの出力で充電します。想像してみてください、細い水道管から水が流れるようなものです。水(電力)が少なく、そのため充電に時間がかかります。
  • 新しい充電器: 新しい充電器はアップル以外からも発売されていますが、iPhoneは純正の充電器性能を元に充電機から電気を受け取るため5W〜20Wの出力で充電します。これは古い充電器よりもっと太い水道管を使っているようなもので、一度にもっと多くの水(電力)を迅速に送ることができます。その結果、充電時間が大幅に短縮されますよね。

Apple純正品のiPhone充電器、電源アダプタ種類

  1. 5W USB 電源アダプタ: iPhone 11より前のほとんどのiPhoneモデルに付属しています。
  2. 10W USB 電源アダプタ: 一部のiPadモデルに付属していますが、iPhoneの充電にも使用可能です。
  3. 12W USB 電源アダプタ: 一部のiPad Pro、iPad Air、iPad mini、およびiPadモデルに付属していますが、iPhoneの充電にも使用可能です。
  4. 18W USB-C 電源アダプタ: 一部のiPad Proモデルに付属しており、iPhone 8以降のモデルで高速充電が可能です。
  5. 20W USB-C 電源アダプタ: 一部のiPad mini、iPad、iPad Pro、iPad Airモデルに付属しており、iPhoneの充電にも使用可能です。

これらのアダプタは、50 Hz 〜 60 Hz で 100 V AC 〜 240 V AC を供給する電源で使用するように設計されています。また、AppleのUSB電源アダプタは、安全基準IEC/UL 60950-1およびIEC/UL 62368-1に準拠しています。

スマートフォンの能力

最新のスマートフォンは、より多くの電力を素早く受け入れる能力があります。ですから、対応したより強力な充電器を使用することでその利点を最大限に活用できます。

どの充電器を選ぶべきなのか

スマートフォンの充電時間を短縮したい場合は、ここ最近のスマホなどであれば25W以上の出力を持つ充電器を選ぶと良いでしょう。これにより、より迅速にスマホやiPadなどを充電できます。

スマホといっしょに充電の技術も進歩している

技術は常に進歩しています。古い充電器では、技術の進歩には充分についていけません。新しいスマートフォンの充電速度や効率を最大限に引き出せない場合があります。

スマートフォンも古いモデルは新しい充電速度に対応していないものもある

徐々に新しい充電ワット数に対応したスマホが発売され、充電速度もそれに伴い改良されています。気になったら自分のスマホがどの充電まで対応しているか調べてみるのも良いかも知れません。

Androidに使われるUSB 充電器も基本はおなじ

USB 充電器に関する基本的な知識を理解しておくことが重要です。考慮すべき重要な側面は 4 つあります。

  • コネクタのタイプ: USB 充電器は通常、タイプ A またはタイプ C コネクタを備えています。タイプ A はより大きく、PC で一般的に使用され、主にデータ転送用に設計されています。その結果、Type C と比較して充電が遅くなる傾向があります。Type C コネクタは小型でリバーシブルであり、高速充電をサポートしているため、最新のデバイスでますます普及しています。
  • ポート数: USB 充電器のポート数は、シングルポート モデルからマルチポート モデルまでさまざまです。ポートが増えると複数のデバイスを同時に充電できますが、各ポートの充電条件に制限が課される可能性があります。
  • ワット数: これは充電器の最大出力を指し、充電速度を決定します。電圧と電流を乗算して計算されます。USB 充電器の一般的な電圧には 5V、9V、12V があり、ワット数が高いほど高速充電が可能になります。
  • サポートされている規格: 2 つの一般的な急速充電規格は、QC (Quick Charge) と USB PD (Power Delivery) です。これらの規格をサポートする充電器は、より高い電圧 (最大 20 V) を供給できるため、より迅速な充電が可能になります。

充電器も消耗品なのでどこかで買い替えが必要

総合すると、iPhoneなどに付いていた様な古い5Wの充電器は使えますが、お使いのスマホに対応した新しい充電器(W数がより多いもので対応しているもの)に切り替えることで、充電時間が短くなり、日常生活がより便利になります。特に忙しい日々を送っている方にとっては、この時間の節約は大きな違いとなります。

何よりも、充電器は消耗品なのでずっと使っているといつか壊れます。動いていても電力が安定して供給されないと充電されているスマホも壊れる場合があります。

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