【今回は当店の最寄り駅に伝わる話をご紹介!】

電車で西葛西を出たら、いつも通り南砂町駅、
ぼんやり車内で待っていると、見覚えのないホームが見えた。駅名標には「藤迫」と読める。
東京メトロ東西線の駅順では、南砂町駅の次が西葛西駅。南砂町はT15、西葛西はT16。
間に駅はありません。
それなのに、東西線の西葛西〜南砂町の間でときより、「ないはずの駅を見た」という話がでてきます。
目撃情報によるとホームは人がいて、駅名標があり、周囲には団地や学校、倉庫のような街並みも見えた。
都市伝説によくある様な廃駅ではない様です。何の変化もない普通の駅に見えます。
あなたがもしその駅を見てしまったらどうしますか?
窓の外に現れた藤迫駅

数年前からネットでときより語られる目撃談。
東西線に乗っていた人が、西葛西駅を出たあとに知らない駅を見た、と言う話です。
その人は車内で音楽を聴いていました。
電車が川を渡り、団地や学校のような建物が見えるあたりで、イヤホンの音が一瞬だけ「プツプツ‥」と途切れたようにな音になります。音楽プレーヤーの画面に異常はありません。
イヤホンの接続を確認していると、視界の端に駅のようなホームが見えてきました。

そこは特別に目立った場所ではなく、
ありふれたホームに人がいて、駅の周りも東西線沿線にありそうな街並みに見えました。
西葛西駅を出たなら、次は南砂町駅のはずです。その間に、別の駅はありません。
それでも、確かに駅名は「藤迫」と読めたと語られています。
駅名標の前後には西葛西と南砂町の名前が並んでいたという話です。
まるで東西線の途中の駅として、最初からそこにあったかのように。
電車は停まりませんでした。
駅を通過し、窓の外はいつもの景色に戻っていきます。
一部の乗客は何かに気づいたようにも見えましたが、いつもどおり過ごしているように見えます。
存在しない駅が見えたとしても、いつもの電車で景色なんてはっきり見ていないだろうし、
何も思わないのかもしれません。
「次は藤〇〇」と聞こえた車内アナウンス

また他の目撃情報によると、
藤迫駅は窓の外に見えるだけでなく、
東西線に乗っていた人が、いつもと違うアナウンスを聞いたと言う話がある。
通常より早口で、やや高い声。
「次は藤〇〇、次は藤◯」という少しかすれた声だったといいます。
はっきり聞き取れたわけではありません。
けれど、アナウンスを聞いた数名が一瞬戸惑ったように周囲を見たような気がしました。
窓の外を見ると、少し離れた場所に普通の駅が見えましたが、電車はなぜか通り過ぎます。
あとで周辺の駅名を調べてみても、そこに駅は見つかりません。
この話でも、
西葛西〜南砂町の間で、ないはずの駅を見たという点は他の話と重なります。
聞き間違いだったのか。見間違いだったのか。
それとも、同じような記憶を持つ人が何人もいるのでしょうか
深夜に着いた知らない駅

藤迫駅の話には、電車がその駅に到着した話もあります。
仕事帰りに東西線へ乗っていた人。
西葛西駅を過ぎたあと、雑音が少し混ざった様な聞き取りにくいアナウンスを耳にしました。
かすれた声で、少し聞き取りにくい程度です。
やがて電車は、見覚えのない駅に着きます。
駅名を探すと、古びたプレートに「藤迫駅」と書かれていたといいます。
東西線にそんな駅はなかったはずだと思い、スマホで調べようとしましたが、
なぜかスマホが繋がらず、
時刻表示も本人の感覚と違う時間が表示されていたそうです。
その後、電車が発車して南砂町駅に着くと、スマホの電波は戻り、時刻も戻っていたと語られています。
この体験談では電車が着き、駅名を見て、スマホを確認する時間があった。
かすれたアナウンス。
古びた駅名プレート。
つながらないスマホ。
ずれた感じのする時刻。
実際に降りたように語られる体験

藤迫駅の話で実際に駅へ降りたような体験談もあります。
その人は、目的地へ向かう途中で乗る電車を間違え、乗り換えるためにどこかの地上駅で降りました。
そのとき、多くの乗客が一緒にホームへ降りたといいます。
ホームには、杖をついた老人がいました。
老人はホームの真ん中で、小声で何かずっと呟いていたそうです。

周囲には大勢の乗客がいたはずなのに、誰もその老人を気にしません。
乗客たちは、ただ足早に階段を降りていきます。
体験者も同じように階段を降りました。
すると、下には別のホームがありました。
ホームは、最初に乗っていた路線とほぼ直角に交差していました。
路線名の案内は見当たりません。
ただの乗り間違いじゃないような気がする
嫌な予感がしたので元のホームへ戻ると、
さいわいなことにまだ電車は停車していました。
『良かった』と内心ほっとしつつ、体験者は電車に乗り込みました。
ホームには先ほどの老人が見えました。
さきほど一緒に降りた大勢の乗客の姿はもうありません。
この体験談者は、駅名をはっきり覚えていたわけではありません。
ただ、「‥さ」のような、あまり聞きなれない発音の駅だったと語られています。
その後、体験者は安心してウトウト居眠りしてしまいます。
気づくと知っている駅へと戻っていたそうです。
そして後から藤迫駅の話を知り、自分が降りた駅と特徴が似ていると感じたそうです。
一致する目撃情報まとめ
ここまでの目撃談を並べると、藤迫駅には妙に一致する点があります。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 東西線の西葛西〜南砂町の間に出てくる |
| 駅名 | 「藤迫」または「藤」のつく駅名として記憶される |
| 見た目 | 普通の地上駅のように見える |
| 周囲 | 団地、学校、倉庫、郊外の街並みに近い |
| 車内 | 多くの乗客は大きく反応しない |
| 違和感 | 音楽が止まる、アナウンスが不自然、スマホが圏外になる |
| 確認後 | 通常の東西線の駅としては確認できない |
共通する特徴は、藤迫駅が「普通に見える駅」として語られていることです。
見た目から明らかに変なら、すぐに逃げるか、写真を撮るか、誰かに確認するはずです。
でも藤迫駅は普通の駅に見えるため、その場では流してしまう。
後から調べてみて初めて、行ったはずの駅がどこにも存在しないことに気づく。
東西線に残る存在しない駅
やはり東京メトロ東西線で、南砂町駅の次は西葛西駅です。
過去に駅があったという話もありません。
それなのに、ときおり聞こえる、「その区間に駅が見えた」「アナウンスを聞いた」「降りた記憶がある」
という話。
路線図に無い。ネットで噂が消えない駅。
あなたが乗る電車がもし、存在しない駅に停まったら、
降りてみますか?

