長く使えるパソコン選び【お店が教えたがらないPC選びの基礎!】

スマホを使いこなせる方がだいぶ多くなってきた昨今、「パソコンも欲しい!」「PCも気になってきた」という声もよく聞こえてきます。パソコンはモノづくりや作品づくり以外も、日々の作業を大画面で行えるので便利です!又、中古も多く販売されていて、パソコン選びのコツがわかってくると便利です。

今回は2024年にパソコン買うなら

中古や新品を問わず、これだけは抑えておきたいポイントをご紹介します!

目次

パソコン選びで初心者さんが注意すべきポイント

パソコンを買いたい時、なんとなく買いたいと思う人もいるかと思いますがパソコンは高額ですよね?

そんな時は、自分の外せない要素を考えてからパソコン選びをすると満足が得られる結果になりやすいです。

ライフスタイルや使用用途に合わせて選ぶ

パソコンを選ぶ際には、まずその用途を明確にすることが大切です。例えば、文書作成やインターネット閲覧が主な目的であれば、基本的なスペックを持つモデルで十分です。一方で、ゲームや動画編集、3Dモデリングなどの重い処理を行う場合は、高性能なCPU、豊富なメモリ、高性能なグラフィックカードを搭載したモデルが必要になります。また、外出先での使用を考えているなら、バッテリーの持続時間が長く、軽量でコンパクトなノートパソコンが適しています。

予算を考えてみる

パソコンにはさまざまな価格帯があります。高性能なものほど高価になりますが、用途に合わない過剰なスペックに多額の投資をする事はもったえないことです。より効率的な購入をするためには、必要最低限のスペックを把握し、それに見合った適切な予算を設定することが大切です。価格と性能のバランスを考え、よりコストパフォーマンスの高いモデルを選ぶことが重要です。

パソコンの拡張性の重要性

将来のことを考えて、拡張性に富んだパソコンを選択することも大切です。特にデスクトップパソコンでは、後からストレージやメモリの増設が可能なモデルが多くあります。将来的にスペックアップが必要になった場合に備え、アップグレードが容易なパソコンを選ぶことで、長期間にわたって最適な環境を維持することができます。また、故障や性能不足の際に全体を買い替える必要がなく、部品の交換や追加だけで対応できるため、経済的です。

メーカーと保証も考える

パソコンのメーカー選びでは、製品の品質、サポート体制、価格などを総合的に評価することが重要です。国内メーカーはサポートが手厚い傾向にありますが、価格はやや高めです。海外メーカーはコストパフォーマンスが高い製品が多いですが、サポート面で不安がある場合もあります。保証に関しては、将来的なトラブルに備えて延長保証に加入することを検討する価値があります。特に高価なモデルやビジネスで重要なデータを扱う場合、保証はリスク軽減のために重要な要素となります。

以上のようなポイントを踏まえて、自分の使用目的をイメージし、それに見合った性能を持つモデルを予算内で選ぶことが重要です。また、将来の使用を見越して、拡張性(部品増築)に優れた製品を選択することで、全体的にコストを抑えつつ、満足のいく使用が可能になります。このような観点から適切なパソコンを選ぶことで、快適なデジタルライフを実現できるでしょう。

購入すべき最低限のパソコンスペック

最低限度、快適に使えるパソコン性能を理解しておくこともパソコン購入には大事です。

パソコンの心臓部のCPUも特徴が様々に分かれています。

簡単に言うとCPUの性能が高い=「プログラムを早く処理できる」というわけです。 CPUの性能が高いとソフトウェアの動作がスムーズでストレスが少なく、また同時に複数のソフトウェアを起動しても快適に操作ができるようになります。

CPUの比較はパフォーマンスを示すパスマーク値、ベンチマークスコアなどの数値で選ぶと良いでしょう。

項目 説明
クロック数 CPUが1秒間に処理できる命令の回数。数値が高いほど、より速く多くの作業を処理できる。
コア CPU内にある小さな処理装置の数。コア数が多いほど、同時に多くのタスクを処理できる。
スレッド 1つのコアで同時に処理できる作業の数。スレッド数が多いほど、より効率的に作業を処理できる。

パソコンのメモリーはどのくらい必要?

現在(2024年)では一般的な用途のパソコンのメモリも8GB〜16GB以上が推奨され、スタンダードになっています。

  • 4GB: 単純な作業、メール送信管理などの用途に対応しています。Officeアプリケーションやブラウザの使用はできます。表示させる情報が多くなると表示に時間がかかったり、表示できない場合もあります。
  • 8GB: 複数のアプリケーションを同時に使用する場合に推奨されます。一般的な用途において、メモリに関するストレスを感じないレベルです。
  • 16GB: 高度な処理が必要な用途、例えば3Dゲームや動画編集などに適しています。
  • 32GB以上: 4K動画編集や高負荷マルチタスク、例えば配信しながらのゲームプレイなどにおすすめです。

メモリーの量と増設できるかどうかは将来的に関わってくる要素です。最大値がメモリ4GBなどでは心もとない状況です。この要素も確認が大事です。

ハードディスクよりSSDがおすすめ

ストレージは、新品のHDDよりもSSDが推奨されます。HDD(ハードディスク)とSSDは新品中古に限らず、SSDの方が処理スピードやその他の利点が多くあります。

SSDやHDDは専用ソフトで劣化状況を確認する事ができます。安全性を求めるなら断然新品SSDが良いです。中古のSSDやハードディスクも中古ショップなどで販売されていますが、購入する際は劣化状態などを確認してからの購入をお勧めします。(※パソコンはOSが無いと起動しないので取り付けは、専門知識が必要です。)

大きさの定番は将来性を考えると256GB以上が望ましいです。

オフィスソフトは必ずしも必要か?

オフィスソフトに関しては、Microsoft Officeが理想的ですが、互換性の高いWPS Officeなどの代替ソフトウェアも選択肢となります。Wi-Fi規格にも注意が必要で、古い規格よりも新しいものが望ましいです。これらの基準を満たすパソコンを選ぶことで、最低限のパフォーマンスを確保しつつ、コストパフォーマンスの良い選択が可能になります。

新品と中古どっちを選ぶ?

全体として、新品と中古のパソコンにはそれぞれメリットとデメリットがあります。

高スペックの中古パソコンは特定の作業で優れた性能を発揮し、金額もお手頃になります。新品パソコンは信頼性、最新技術を体験できること、そして保証が付いてくる安心感を提供しつつ、金額はある程度上がります。パソコンに何を求めるかによって、中古や新品の特性を理解していくとお得な選び方が身に付いていきます。まずは自分なりに選んでみることが何より学びになります。

新品パソコンと中古の違いの傾向

項目 新品パソコンの特徴 中古パソコンの特徴
価格 高い 安い
補償・保険 メーカー補償が1〜2年付いている 補償や保険が無い
カスタマーサポート 一定期間カスタマーサポートが付属している メーカーの相談窓口での質問ができない事が多い
新機能・最新技術 新機能や最新技術体験ができる 一部の最新技術や新機能に対応していない場合がある
プリインストールソフト PRしたいソフトのお試し版や宣伝ページのリンクなどがインストールされている 余計なソフトは入っていない
メーカー修理サービス 補償や保険期間内なら無料修理できる場合がある 修理不可か有料
街の修理店での修理 保険補償は適応不可で修理費用が実費 毎回修理費と部品代を支払って修理するが、修理部品が出回っており、費用は安い

中古パソコンで購入時の注意ポイントの詳細

パソコン選びで最も注意すべきは、その部品のスペックと性能です。例としてはCPUにCeleronがあり、これは価格は安いものの性能が著しく低いです。また、データを保存するストレージ装置に古い技術であるHDDが使用されており、これは読み書き速度が遅く、故障のリスクも高いです。メモリ容量が4GBのみであったりすると複数のアプリケーションを同時に快適に動作させるのは困難です。これらポイントをパソコンを選ぶ時に、安いからと言って見落とすと性能が不十分なパソコンを購入してしまうリスクがあります。

代表的な低価格CPU

  • Intel Celeronシリーズ
    • 低いクロック速度とコア数。
    • 基本的なコンピューティングタスク向け。
  • Intel Pentiumシリーズ
    • エントリーレベルの処理能力。
    • 高度なゲームやマルチタスクには不適。
  • AMD Athlonシリーズ
    • 基本的な日常の使用に適している。
    • ゲームや重いアプリケーションには力不足。
  • 古い世代のIntel Core i3やAMD Ryzen 3
    • 新しい世代に比べては性能が劣る。
    • 高要求なゲームには適していない可能性がある。

注意:以上の情報は一般的な傾向を示しており、個々のCPUモデルや特定の使用目的によって異なる場合があります。特定のCPUを選択する際には、より詳細なベンチマークや比較情報を参照することをお勧めします。

Windows 11への対応を見据える

現在、Windows 10は広く利用されていますが、2025年10月にサポートが終了するため、将来的にはWindows 11への移行が必要になります。

このため、中古パソコンを選ぶ際、Windows 11に対応しているかどうかを確認することが重要です。

対応していないパソコンを選ぶと、セキュリティ更新が受けられなくなり、ウイルス感染のリスクが高まるなどの問題が発生します。IntelのCPUの場合、第8世代以降のモデルがWindows 11に対応しています。AMDの場合は、Ryzen 2000シリーズ以降のモデルが必要です。尚、Windowsのサポート期間を有料で延長するサービスをマイクロソフトは提供していますが、よほどのこだわる理由が無い限りはコストパフォーマンスはあまり良くありません。

安全な中古パソコン購入のポイントは?

市場には、古い世代のプロセッサを搭載しながらもWindows 11を動作させる中古パソコンが数多く出回っています。

これらのパソコンは公式の対応外でWindows 11をインストールしているため、将来的なサポートやセキュリティ更新で不具合が出るリスクが伴います。購入前には、パソコンのスペックを慎重に確認し、特にプロセッサの世代に注意を払うことが必要です。適切な性能を備え、公式にWindows 11に対応している中古パソコンを選ぶことで、長期間にわたる安全な使用が可能になります。

中古パソコンの選択は、用途と性能のバランスを考慮し、将来のOSサポートも見据えた上で行うことが肝要です。適切な選択をすることで、コストを抑えつつも満足のいくパソコンライフを送ることが可能です。

中古パソコンなら修理も手がけるお店が便利!

当店EyeSmartは中古パソコン販売はもちろんパソコン修理も並行しておこなっておりますので、中古購入から部品のカスタム(メモリの交換増設、HDDのSSDへの換装、データ移行)などを承っております。又、中古でも短いですが初期保証も付帯しております。

予約無しでいきなりご来店ご相談OKです!お気軽にご質問ご来店ください。

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