iPhoneやスマホを効率よく売却する方法

iPhoneの買取相場について:

iPhoneの買取相場は、機種の発売時期や保有期間によっても大きく変動します。最新モデルは発売当初から値段が高く、例えば前年発売のiPhone 14 Pro Maxは約15万円の評価となります。一方、前モデルになるにつれ値段は徐々に下がっていきます。iPhone13 Pro Maxは発売から1年経過した時点で約10万円、iPhone12 Pro Maxは約8万円、iPhone11 Pro Maxは約5万円、iPhoneXは約3万円の評価となります。つまり、最新モデルから1年を超えるごとに買取価格は1万円から2万円くらいずつ低下していく傾向にあるようです。iPhoneの買取相場はiPhoneの機種と保有している期間にも左右されます。他にもiPhoneの買取価格に影響する項目は多数ありますが、ここでは現時点での価格の変化の大まかな傾向について説明しました。（２０２２年度データ参照）

値段が付かないと思われがちのジャンク品の買取:

動かなくなったiphoneは、修理が困難なジャンクの場合、最低でも500~1000円買取されることがあります。動かない＋画面が少し割れていたり、ボタンが正しく動かない小規模な故障が付くならその範囲です。ただし、修理が大変困難で高価な修理費用が必要な場合はそもそも買取が難しいです。例えば、本体が起動しない＋画面が大きく割れている、水没ダメージが深刻な場合はそれに該当します。特にマザーボードなどの主要部品が故障していれば値段が付くのが難しく、深刻な損傷の場合は、買取値段が下がる、無料で引き取る形になるなどの扱いになります。ただ、小規模な修理で済む画面割れやボタン不良なら買取自体はできる場合が多いということです。

買取前の準備:

iPhoneの買取に出す前に準備することには、いくつかの重要なステップがあります。

まず、iCloudやQuick Startを使用してデータを新しいデバイスに移行します。iCloudはAppleのクラウドストレージサービスで、連絡先や写真などを保存します。Quick Startは、旧iPhoneのデータを新しいデバイスに簡単に移行する機能です。これらの手順はWi-Fi環境で行うのが理想的です。

次に、「iPhoneを探す」機能を無効にします。

これはiPhoneの位置を追跡するGPS機能で、他人に位置を知られないためにOFFにする必要があります。さらに、Apple IDのログアウトとApple Watchのペアリング解除を行います。これにより、新しいユーザーがApple IDを使ってiPhoneにアクセスするのを防ぎます。

最後に、iPhoneが分割払いで購入された場合、残りの支払い額や利用制限の確認、支払い問題の解消を行います。

これらの確認はキャリアのWebサイトやアプリで行うことができ、必要に応じてカスタマーサービスに問い合わせることができます。具体的な操作手順に関しては、iCloudやQuick Startでは、iPhoneの設定メニューから各機能を操作し、データの移行を進めます。また、「iPhoneを探す」機能を無効にするためには、設定メニューから該当のオプションをOFFに切り替えます。Apple IDのログアウトとApple Watchのペアリング解除も、設定アプリから簡単に行うことができます。これらの手順を適切に行うことで、iPhoneの買取準備が完了します。