格安SIMを買ってきて中古スマホを使ってみよう！【APN設定とは？】

今回は格安SIMって安くて簡単らしいけど、注意点はある？APN設定って何？という問題に答える内容です。

格安SIMは各社で設定しやすく安い早いというを魅力として出しているため、魅力に改良を重ねるべく年々設定が簡単になっております。ほとんどの格安SimはAPN設定など必要ない場合が多く、SIMカードを差し替えれば即座に回線が使える場合が多いですが、世の中にたくさんあるスマホとSIMの組み合わせを全て試した人は少ないため、個別で設定が必要な場合があります。今回はそのヒントになる内容です。

格安SIMを使うべき人

スマホやインターネットの固定費を抑えたい人 – 月額料金が大手キャリアの約3分の1で、経済的です。特に、複数のスマホを持つ必要がある方や、端末へのこだわりが少なく、基本的な機能で十分な方に適しています。
契約に縛られない柔軟な利用を求める人 – 契約期間に縛られず、自由にプランを変更したい方に最適です。また、通話よりもメッセージやメールを主なコミュニケーション手段とする方や、データ通信量が少ない方にも向いています。
スマホやインターネットの初歩的なトラブルを自分で解決できる様な自立した利用者 – Wi-Fiが中心で移動中のデータ使用が少ない方や、サポートサービスを頻繁に利用する必要がない方に最適です。キャリアメールが不要な方にも適しています。

このように、格安SIMは経済性、柔軟性、独立した使用スタイルを重視する方に理想です。

格安simでAPN設定が必要な理由

APN（Access Point Name）設定は、スマートフォンやタブレットなどのデバイスにおいて、インターネットに接続するための重要な設定です。具体的には、携帯電話会社ごとに異なるインターネット接続の中継地点（アクセスポイント）を設定することで、デバイスが正しくネットワークに接続できるようになります。つまり、APN設定を行うことで、デバイスが正しいネットワーク経路を認識し、インターネットに接続できるようになります。APN設定は、新しいSIMカードを挿入した際や、格安SIMを利用する際などに必要となります。

iPhoneでのAPN設定

iOS 15以上の場合:

自動更新の重要性: iOS 15以上では、APN設定が自動的に行われるため、手動での設定は通常必要ありません。そのため、まずはiOSのバージョンを確認し、最新でなければアップデートを行います。
アップデート方法: 「設定」アプリを開き、「一般」→「ソフトウェアアップデート」へ進みます。ここで利用可能なアップデートがあれば、指示に従ってインストールします。

iOS 15未満の場合:

Wi-Fi接続: APN設定を行う前に、安定したWi-Fi環境に接続しておくことが重要です。
プロファイルのダウンロードとインストール: 各キャリアの公式サイトから、APN設定用のプロファイルをダウンロードします。ダウンロード後、プロファイルを開き、指示に従ってインストールします。

AndroidでのAPN設定

基本手順:

設定アプリの起動: まず、Androidデバイスの「設定」アプリを開きます。
ネットワーク設定の選択: 「ネットワークとインターネット」を選び、「モバイルネットワーク」をタップします。
アクセスポイント名: ここで「アクセスポイント名」を選択し、APN設定画面に進みます。
新規APNの作成: APN画面右上にある「+」をタップして新しいAPNを作成します。

APN設定項目:

名前: APNの識別名を入力します。例えば「povo 2.0」という名前を使います。
APN: キャリアから指定されたAPNアドレスを入力します。例えば「povo.jp」といった形式になります。
APNプロトコル: ここではデータ通信のプロトコルを選択します。通常は「IPv4」または「IPv4/IPv6」を選びます。
保存と確認: 入力した情報を保存した後、ステータスバーを確認して、新しいAPN設定が適用されているかを確認します。

これらの手順を正確に行うことで、新しいSIMカードに適したAPN設定を完了でき、データ通信をスムーズに行えるようになります。特に、Androidでは機種によって画面のレイアウトやメニューの名称が異なる可能性があるため、機種の取扱説明書や公式サイトの情報を参照することも有効です。

格安SIM設定でよくあるトラブル

基本的に実店舗に自ら出向いて質問しに行くことはできない。実店舗を設置している格安SIM業社は少ない。大きい会社の子会社系列の格安SIMなどは実店舗がある。
格安SIMと一緒に新しいスマホや中古スマホを初期設定する場合は、インターネット環境Wi-Fiが無いと初期設定が進まないスマホもある。
格安SIMの設定は基本的には自動で完了するものが多いです。繋がらない場合は格安SIM会社から専用のプロファイルというSIMの情報をダウンロードすると使える様になる場合がある。
SIMカードは裏表の向きがあるため、正しい向きでスマホに取り付ける必要がある。
格安SIMがインターネットに繋がったら、格安SIM各社専用の通信管理&通信料金確認アプリをダウンロードして使うスタイルです。このアプリから料金プラン、テザリングや他のサービスの後から追加・解約が可能。

中古スマホを買って格安Simで使う場合の注意点

中古スマホの販売元と格安SIMの回線キャリアを合わせることが重要です。周波数がマッチしていないと快適に使用できない場合があります。中古スマホは、販売元や機種によって周波数帯が異なるため、そのスマホが利用可能な周波数帯と、格安SIMの回線キャリアが提供する周波数帯が一致しているかを確認することが重要です。周波数帯がマッチしていない場合、通信速度が低下したり、一部のエリアでの利用が制限される可能性があります。したがって、中古スマホを購入する際には、利用する格安SIMの周波数帯との整合性を確認することが重要です。

SIMフリーと呼ばれるスマホは一つの通信会社に偏った作りではないため、格安SIMを頻繁に差し替えたり、他の格安SIMに気軽に乗り換える可能性がある場合は便利な場合があります。

格安Sim設定がやっぱり解らない！できない！そんな時は代行を行なっております

スマホ音痴のひとには朗報です。当店EyeSmartでは、格安SIMのAPN設定に関する代行サービスを提供しています。このサービスは、特に新しいSIMカードに切り替えた際に必要な設定や、ネットワーク接続に問題がある場合に便利です。

APN設定は初心者にとっては一瞬難しく感じるかもしれませんが、必要な情報を正確に入力し、指示に従えば、簡単に設定完了することができます。iPhoneユーザーの方はOSを最新にしてから、Androidユーザーの方は機種による違いに注意しながら作業を進めてください。

EyeSmartの設定代行サービス内容

APN設定: 新しい格安SIMカードをお持ちのお客様に対して、正確なAPN設定を行います。これにより、データ通信やインターネット接続の問題を解決します。
SIMカードの差し替え: SIMカードの取り付けや交換を行います。特に新しいSIMカードを初めて使用する際、適切に設定することが重要です。
ネットワーク設定: デバイスのネットワーク設定をチェックし、必要に応じて修正します。これにより、通信の安定性が向上します。
メールアプリなどの基本設定: 新しいSIMカードに合わせて、メールアプリの設定を行います。これにより、メールの送受信がスムーズになります。