ダークモードに節電効果があるって本当?

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ダークモードとは何か?

皆さんはiPhoneの「ダークモード」って知っていますか?iOS 13で登場しました。

「ダークモード」と呼ばれるこの機能、何か‥ひと昔の中二病アニメっぽい名前ですね。

ダークモードとは、iPhoneの画面が全体的に黒っぽくなるモードのことです。YouTubeやTwitterでも使える機能で、背景が黒くなることで目に優しくなると言われています。特に、OLEDディスプレイを搭載したiPhoneは黒い部分が発光しないため、電力消費が少なくなるらしいです。本当でしょうか?

ダークモードの効果を実験してみよう

本当にダークモードは電池消費を抑えられるのでしょうか?今回はiPhoneX を使って検証してみることにしました。実験条件は以下の通りです。

  1. 同じバッテリー劣化状態のiPhoneXを2台充電してバッテリーを最大にしておく
  2. 画面の明るさを最大に設定し、スクリーンが自動的に消えないようにする。
  3. 機内モードをオンにして、Wi-FiとBluetoothをオフにする。
  4. Control Centerを開いた状態で放置する。

この条件で、通常モードのiPhoneXとダークモードのiPhone Xをそれぞれ2時間ほど放置、バッテリーの消費量を比較。

※アクティベーションロック解除不能のジャンク(機能に問題ないモノ)をなるべく同じ条件になるようにして使用。

実験結果と追加の節電方法

まず、通常モードで2時間放置したiPhoneXはバッテリー残量は62%に減少しました。これは40%のバッテリーが消費されたことになります。一方、ダークモードで2時間放置したiPhoneX、バッテリー残量はなんと95%でした。たった5%しか減っていなかったのです!この結果には本当に驚きました。

ダークモードがこれほど電力を節約できるとは予想以上でした。OLEDディスプレイの特性を活かし、発光する部分が少なくなることで、消費電力が大幅に削減されるのです。この実験結果から、ダークモードを使うことで、iPhoneのバッテリー寿命を大幅に延ばせることがわかりました。

更にバッテリーの健康を保つために

他にもバッテリーの健康を保つのに最適な方法を試しましょう。iPhoneのバッテリーが劣化していないかを確認することも重要です。設定アプリを開き、「バッテリー」を選択、「バッテリーの状態」を確認。最大容量が80%以下であれば、バッテリーの交換を検討してみましょう。また、「最適化されたバッテリー充電」を有効にすると充電サイクルが最適化され、バッテリー寿命が延びます。

バッテリーは極端な温度に弱い

もう一つの要因は温度です。バッテリーは高温や低温で劣化しやすくなります。特に35度以上の高温や0度以下の低温環境ではバッテリーが劣化しやすくなります。夏場は直射日光を避け、冬場は寒すぎる場所での使用を控えることで、バッテリーの劣化を防ぐことができます。

コントロールセンターでまめにオンオフ

さらに、コントロールセンターで不要な機能をオフにすることも効果的です。例えば、AirDropを「受信しない」に設定することで、常に周囲のデバイスを探さないようにします。また、画面の明るさも適宜調整し、明るすぎないようにすることでバッテリーの消耗を抑えます。

最後に、設定アプリを見直し、不要な機能をオフにしましょう。Wi-Fiやインターネット共有を使わないときはオフにし、通知設定も必要なものだけに絞ります。また、「一般」の「バックグラウンド更新」をオフにすることで、アプリがバックグラウンドで動作するのを防ぎ、バッテリーの消耗を減らします。

今回のまとめ

実験を通じて、ダークモードが本当にバッテリー節約効果があるのが証明されました。特にOLEDディスプレイを搭載したiPhone X, XSやiPhone 11 Proをお持ちの方は、ぜひダークモードを試してください。他にも、バッテリー状態の確認、温度管理や不要な機能のオフなどの節電も併用することで、より一層バッテリー寿命を延ばすことができます。皆さんも、ぜひダークモードを活用して、快適なスマホライフを楽しんでくださいね!

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