メーカーストアや正規サービスプロバイダーと街の修理店の違い

目次

スマホ修理店を分類すると

  • メーカー ストア: たとえば、iPhone の場合は Apple ストア、Samsung デバイスの場合は Galaxy原宿。メーカー直営店なのでサービスには定評があります。
  • キャリア ショップ: ドコモ、ソフトバンクなどのショップは主に Android ユーザーを対象としています。ここではiPhoneの修理はそれほど一般的ではないかもしれません。
  • 正規サービスプロバイダー: Apple 製品の場合、ビックカメラやカメラのキタムラなどのサービスプロバイダーが含まれます。Appleストアと同等のサービスを提供しています。
  • 地元の修理店: 全国に 1,500 店舗以上あり、東京では 200 店舗以上あります。小規模で駅前やショッピング施設などに店舗を構えている場合が多く、各店舗に得意分野や特色があるお店が多く、これらの中から適切なものを選択することが重要です。

地元の修理店を検討する場合、注目すべき重要点の 1 つは、総務省登録された修理業者であるかどうかです。2015年4月に導入したこの制度は、修理方法や設備が法規制に適合していることを保証するものです。ただし、登録されていないからといって、必ずしもそのお店が違法または信頼できないわけではありません。要は実績です。

スマホメーカーが認めた修理店と非認定のお店がある

メーカー認定のお店とは、メーカーストアや正規サービスプロバイダーが含まれ、認定されたお店はメーカー保証が使える修理店です。ですが、メーカー保証が使えない修理店が現状では一番多くなっており、急なトラブル時に手軽なのが事実です。

メーカーさんが認定していない修理店が意外とお得!

低コストの修理: 

非認定修理店は、認定修理店よりも低価格で修理を提供していることが多いです。これは、非認定修理店が非純正部品を使用したり、Apple の基準を厳密には満たしていない修理方法も使用できるためです。

短時間、即日の修理の可能性:

 非認定修理店は、近年ではよく街中で「iPhoneの修理、最短30分から」などといった看板を多く目にしますが、短時間即日修理を提供しているお店が多いです。これは、非認定修理店が認定修理店よりも小規模で、修理に時間がかからないためです。

店舗数の多さと近さ、アクセスのしやすさ:

 非認定修理店は小規模の店舗を、多くの場合、駅の近くや商店街など、アクセスしやすい場所に立地しています。メーカー非認定修理店が認定修理店よりも多く存在していて来店しやすいのは、急なトラブル時には特に安心できます。

直接対話や相談が可能:

 非認定の修理店では、小規模の店舗が多く、顧客が技術者と直接会話や質問相談することができます。これは、顧客が修理のプロセスやコストを細かく理解するのに役立ちます。又、リスクが有るけど技術的に可能といった細かい修理のご案内もできる場合があります。

初期化なしの継続性:

 非認定修理店では、顧客は修理後も現在のスマホをそのまま引き続き使用することができます。非認定修理店が認定修理店よりも小規模で、細かい修理に時間がかからないためです。大企業の修理は本体まるごと交換という方法を取ることが多いです。

メーカーさんが認定していないお店のデメリットは?

非純正の部品:過去の実績で動作が確認できている新品修理部品で修理します。オリジナル以外の部品を使用すると、後のアップデートなどで互換性の問題やその他の問題が発生する可能性もあり、そこがリスクでもあります。

Apple などメーカーさんによるサービスの拒否や保証無効化:非認定店で修理した iPhone に後で問題が発生した場合、非純正部品が使用されていた場合、Apple はサービスを拒否する可能性があります。一般的な電子機器はメーカー以外が製品を分解することを許可していません。

メーカーさん認定の修理店の利点は?

正規品部品:認定修理店は、Apple の正規品部品を使用しています。そのスマホの提供元が製造した修理部品であり、性能品質が最高水準です。

高品質のサービス:認定修理店は、Apple の基準を満たしているため、高品質のサービスを提供します。これは、認定修理店で修理されたデバイスは、Apple の厳しい審査をクリアした基準を満たした設備や修理手順であることを意味します。

メーカーの保証適応:Appleなどメーカーの初期保証の適応範囲であれば格安か、他の同等品スマホとの本体交換が可能。

メーカーさん認定の修理店の不便なところ

純正なので修理コストが高い:

認定修理店は、非認定の修理店よりもコストが高いことが多いです。これは、認定修理店が正規品部品を使用しており、Apple の基準を満たすための設備投資費用が必要なためです。元々の有料保証サービスに入る時や保証維持に年間コストがかかっていますよね。

修理完了までに時間がかかる:

 認定修理店は、非認定修理店よりも修理に時間がかかることが多いです。これは、認定修理店が認定修理店よりも大規模で、修理に時間がかかるためです。

店数が少なくアクセスしにくい:

認定修理店は、非認定修理店よりも数が少なく、主要都市の大きな駅近くに大型店舗が一店舗ポツンと建っている場合が多く、郊外に住んでいる多くのその他ユーザーにはアクセスしにくいことが多いです。

非認定の修理店を選ぶとお得な場合

  • 購入時の保証保険を使った無料修理が使えない場合。
  • 保証を使ってメーカー提携の正式店舗に正式な申請をして修理完了するまで時間が長すぎて待てない時。
  • 修理対象の iPhone や他スマホを修理するが、近いうちに買い替えを考えており、とりあえず安く機能の復活や改善を考えている場合。
  • 非純正部品の使用を承知の上で、低価格で待ち時間を減らした修理をしたい場合。
  • なるべく即日修理がしたい場合。
  • 自宅や職場の近くなど、アクセスしやすい場所で修理や相談したい場合。
  • 技術者と直接会話して、修理のプロセスやコストを比較検討したい場合。
  • 修理後も現在のスマホを引き続き継続的に修理相談しに来たい場合。

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